【ハピコンブログ】世界で一人のあなたと、世界に一つの結婚式
今回はHappy Concier(ハピコン)がスタートする1年前に起こった、『ハピコン誕生のきっかけ』ともいえる出来事について書かせていただきます。
大ケヤキウェディング、その始まり
衝撃的ともいえるほど印象深い出来事というのは、そのきっかけ段階でいくつもの偶然が折り重なり成り立っていることが多く、”だからこそ”そこまで印象深くあり続けるのかもしれません。
「大ケヤキ」は東根市にある東根小学校敷地内に鎮座する、おっっきな欅の木で、天然記念物なのであります。
東根小学校出身の私は6年間この木に見守られ、小学校卒業後も何度この木を見上げたか分からないのですが、正直「あ、あるな。」程度の感慨しかなかったわけです。たぶん同級生の9割以上そうじゃないかな?
大ケヤキを巣立ってから30年経ち、なんだかんだありながらも地元に戻り家を構え家族が増え、子供たちがこの木に見守られる歳になった頃、不思議と「感謝の感情」が沸いてきたんです。
「おかげさまで子供が無事巣立ちました。」なんてふうに。
そんなあるとき、「大ケヤキから始まる婚礼行列が昔一回だけ行われたことがある」との話をご年配の方から聞き、
「だったら俺は大ケヤキで結婚式をプロデュースしたいっす」
などどお酒の勢いも借りて放言していた時のことです。
普段から二人ともよく知っている後輩カップルから「入籍するんです」との報告を受けました。
彼らは東根市内で飲食店を経営しており、多くの地元の人に愛されている二人。
だったら・・・と東根のシンボル「大ケヤキ」でのウェディングを提案してみると前向きに検討してくれ、すぐ「是非やりたい」との返事が。
それは平成から令和にまさに移ろうとするとき、いろんなものが良い方向に変化するのを、大ケヤキが後押ししてくれたのだと、今でも信じてます。
嵐の中の結婚式
準備期間も非常に稀な体験の連続だったのですが、、たくさんの人の力を借りて準備が整い、その日はやってきました。
が、何と台風が直撃!!!!!(大型で30年に1度のレベル)
天気予報をチェックする必要もないほどに土砂降りの朝、それでも私たちは結婚式が大ケヤキの下で行われると信じてやみませんでした。(本当に)
そう、いつ止むとも分からないレベルの土砂降りが、結婚式が執り行われるお昼の時間だけピタッと止み晴れ間が差し込みます。
「神様が今だけ雨を止めてくれてるね」
誰かがつぶやいた言葉に、皆大きくうなずきました。
神木の下で二人が交わす誓いに、列席の方々はもちろん、地元の方々も隣の保育園の園児たちも静かに見入り、大ケヤキと一緒にその誓いを承認し、大きな拍手を送ります。
それは夢を見ているような、素晴らしい瞬間でした。
式のあとは人力車にてパーティー会場まで移動。
さながら先輩方に聞いた「花嫁行列」のごとく、二人のあとに大勢の人々が付き添います。
噂を聞きつけ、沿道で見守るおばあちゃんは手を合わせていました。
「綺麗な花嫁さんが見れた。長生きしてよかった。」
「結婚式」や「花嫁姿」はそれだけで人を高揚した気持ちにさせ、幸せな思い出を作れる、素晴らしいものだと改めて思わされました。
あなたらしい結婚準備とは
今回書いたことは、あまりに特殊で稀な事例なのかもしれません。
でも、大事なことは「自分たちらしい結婚準備」を二人は行った、ということです。
結婚すると決めたとき、それをどんな人にどんな形で伝えるかを決めるのですが、それって夫婦それぞれなんですよね。
何もしない人もいれば周り近所まで集めて披露宴をする人もいるし、何回も結婚式を行う人すらいるわけです。
でも大事なことは、二人が大切だと思う人に
「二人らしいよね」「気持ちが伝わったよ」「教えてくれてありがとう」
って思ってもらうことですよね。
だったら、そう思ってもらえる、強く感じてもらえる方法を考えましょう!
それが、私たちの考える「二人らしい結婚準備のカタチ」なのです。
最後に
長文をお読みいただきありがとうございました。
最後に書かせてください。
結婚は100人いたら100人が「おめでとう」と言ってくれる素晴らしい瞬間です。
その大切な時を、大切な方々と分かち合ってください。
その方法がピンとこない方は、一緒に考えましょう。
*あと大ケヤキウェディングやってみたい方がいたら、是非手伝わせてください
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