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氣持ちや感情に名前をつける

私は、心理学出身だけど、コミュニケーション(社会学系)専門。
といっても、一般の人に社会学系とか言っても、???だろうけれどww
豆知識ではないけれど、心理学では、社会学系と臨床心理系にざっくり分かれる。
カウンセリングは、臨床心理系に入ってしまう。

なので、カウンセリングは、興味本位で学生の頃は学んだ程度。
でも、卒業後、何の因果か、メンタルヘルス団体の活動に参画して、カウンセリングを勉強することに。

学校で学んだのとは、一味違う、なんならトラウマ解消さえ、意気込んでやるようなところだったと思う。
(そりゃ、現場で解決しようとしているところ、学問だったからね)

ただ、その時に、トラウマ解消が上位スキルだとすれば、当時の参画していたメンタルヘルス団体は、学びの基礎とワンステップ上の部分だけにしよう(基礎編と初級編みたいな感じ)ということで、共通認識を持っていた。

やはり、治療者の価値観と、経営者の価値観は、迎合しない。

なぜなら、治療者は、完璧を求めようとし、経営者は、普及しやすいように、高度技術をあえて商品に持ってこないことが、重要だから。

その時に、学んだ基礎スキルとワンステップだけ上のスキル(簡単に言いかえれば基礎編と初級編)は、私にとって、「セルフカウンセリング」として、ものすごく重宝してきた。

氣持ちや感情に名前をつけることを、「レッテルを貼る」というが、これが、案外できない人は多いもの。

私も、今でこそ、
「怒り」とか、「嫉妬」なんて、レッテル貼りを簡単にするけど、確かに習い始めは、レッテル貼ること自体が恐怖だった氣がする。

「寂しい」なんて、レッテルも貼れなかったし、「悔しい」というレッテルも怖かった。

ちなみに、全てのクライアントさんに見せている訳ではないけれど、「感情表」というものがあり、そこに殆どの感情は、記載されている。
その中から選べばいいぐらいには、まとまっているはずだが、慣れないと最初は、それすら、できない。

要は、自分の氣持ちや感情を、具体的な名前で表現することに、(慣れない)怖さを感じるから。

今回、なんで、こんな内容のことを書こうかと思ったかというと、私が20年前から、当たり前に、
「今の氣持ちは?感情は?怒りかな?悲しみかな?」と自分に問いかけるということを自然にやってたなと思って。

そして、それを他の人は、やらずに来ているんだなと思って、これって、誰もが身につけた方が、生き方楽になるというか、言語化の第一歩として、大切なことだよなと思ったからなんですね。

これまでも、言語化については、
【書く】【話す】ことによって、言語化できるようになるよ~と、お伝えしてきましたが、よくよく考えたら、この氣持ちや感情にレッテルを貼るということも、言語化の非常に大事なポイントなんですよね。

まぁ、偉そうに書いてますが、20代の頃は、感情を言語化できなくて、ボールペンを投げつけて、ボールペンの芯をダメにして、シュンとなった思い出もあり。。。
私自身も、言語化は、苦手だったのですよ。

なんたって、思考と感情の割合は、「思考:感情=1:24」ですからね。
感情の方が24倍も強い訳です。
この24倍を、希釈して思考⇒言葉・言語化するって、まぁ、難しいですわ。

だから、
「頭ではわかっているけれど」と言ったって、その24倍もの氣持ちや感情をコントロールすることなんて、そう簡単ではないんです。

とはいっても、流されるままで良いのか?と言ったら、そうではない訳で。
それで、タイトルの通り、「氣持ちや感情に名前をつける、レッテルを貼りましょう」ということになるんです。

このレッテルを貼るという習慣ができるようになると、かなり言語化が進みます。
だって、一番、言語化しにくい、氣持ちや感情、これらが右脳領域だとしたら、それを左脳領域である思考・言語化に持っていくわけだから。

でも、これができるようになると、右脳領域と左脳領域を行ったり来たりすることができるようになるんです。

人は、右脳寄り、左脳寄り、にどうしたって、分かれます。
理屈っぽい人は左脳寄り。
感情っぽい人は右脳寄り。

男女間でだって、個体差はあるけれど、やはり、基本は男性は左脳寄りだし、女性は右脳寄り。

感情や共感で、仲間を作るような人は、左脳寄りの理屈っぽい人を、
「あいつは理屈ばっかりで・・・」と言うだろうし、
理屈や論理を大事にする人同士からしたら、感情的な右脳寄りの人を
「感情的な人は、論理や筋道が通ってないから話しにくくて嫌だ」と言うだろう。

でも、それだと、お互いが分かり合えない。
そのためにも、右脳領域と左脳領域を行ったり来たりできるスキルというのは、非常に、人間関係や、人間力向上のためには、役立つと思うのです。
だって、分かり合えたら、いがみ合うことも減るだろうし。

そう思ったらですね、今まで自分が自然とやっていたこと、人にも伝えていかないとな、と思ったのです。

もっと、世の中の人、一人一人が、こういったスキルをレベルアップしていけば、人間関係って、良くなっていくと思うのです。
まずは、今回、この記事を読んでくださったあなたから、始めてみませんか?

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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つっちー/土坂有加 (心理学出身の傾聴もできる夢かなコーチ)
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