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本当の思いには段階がある

願望とか、夢を語る人はいます。
そして、一貫して同じことを言っている、頑張っている人もいます。

でも、私が過去に、今も含めて継続的にセッション(コーチング・コンサルティング)していく中で、途中で、
「あ、私の本当の思いは、これじゃなかった!こっちだった!」と見つけていかれる方がいます。

今回は、その不思議と謎に迫ってみたいと思います。


◆表面的な思いと深層心理

ずっと、「~したい」「そのために、できることはなに?何をすればいい?」という感じで動かれていました。

でも、セッションの中で、ワークや会話を通して、突然
「あ、私が望んでいたのは、〇〇することじゃなかった!」となって、次回会った時には、行動・結果がガラリと変わったんですね。

私は、ただただ、「はぁ、そうなんですね」となるばかり。
本心が分かって、本人が晴れやかな氣持ちでいるなら、それでいいんだろうな?と思ったんです。

それまで、ずっと、スピーカーのように流れてた「~~したい」は、何だったんだろう?
若干素朴な疑問が、その時は残りました。

でも、今だったら、なんとなくわかります。

自信のなさ、欠如感、満たされない感じ。
それが、表面的な思いとして、「~~したい」という言葉になっていっただけなんだなぁと。

もちろん、その「~~したい」は叶ったら、煌びやかだし、目立つだろうし、一見、良いように見えます。
でも、その根底に欠如感や満たされないものがあるままだと、叶えても、「あれ?私の本当の意味で望んでいたのって、これだっけ?」という思いに、きっとなっていったと思うのです。

よく、芸能界などの、派手で煌びやかで、目立つ世界に行ってみたけれど、テレビや画面を通してでは、わからなかった闇の部分があるような話は、誰もが大人になる過程でチラホラ聞いたことはあるのではないでしょうか?

きっと、スターになって、ほとんどのモノが手に入っても、欠如感が埋められない可能性はあると思ってます。名声や承認だけで、人は満たされないからです。

◆セッションやワークを通して

本当の思いに氣づくのって、もしかしたら、現実生活の中では、かなり難しいのかな?と思います。
私は言語化をするにあたって、感情・感覚、「今感じている、これって、どういうことなんだろう?」というところにフォーカス(焦点)を当てることがあります。

でも、それは、早い段階(20代~30代)のうちに、感情を見る、その背後の期待を見る、本質的欲求を見るということを、してきたから、自然と言語化ができるのかもしれません。

そして、それらをセッションやワークという形でクライアントさんに提供させていただいていますが、それなりに再現性はあるなと思ってます。

今は、Zoom(オンライン)がメインではあるので、重いトラウマを抱えている方などは、残念ながら、お引き受けできません。
遠くの地で何かあっても、対処できないからです。
ただ、日常的な人生を歩んでこられた方であれば、そのようなことはないかなとは思ってます。

お受け取りできる機会があれば、人生の早い段階で、手にされることを願っています。

◆人と対話することもそうだけど

人と対話したり、ワークしたりすることで、深い意識が引き出されることもあるとは思う。
時には、一人静かに瞑想でも良いと思う。
とはいえ、個人的には耳が良くないので、瞑想の誘導とか、されても、全然苦手。何言っているのかわかんないんだもんwww
(あ、プロフィールや自己紹介にて、難聴持ちを公表しています)

私が、あまり外向的ではないのは、耳のこともあるけど、「人と繋がるより、自分と繋がる」ことに意識が向いているからかもしれない。

話題の広さには、欠けるけど、意識の深さの方が、個人的には、面白いと思っているかな。
そうなると、誰とたくさん繋がるか?というよりも、どれだけ、自分の本心と繋がれるか?の方に、意識が向くし、また、相手にも、どれだけの深さの会話をご一緒できる方なのか?というのも、氣にしている氣がします。

なので、浅い会話、刹那的な会話、一方的な知識だけが来る会話、エネルギーヴァンパイア的な会話など、避けているというのが、私の本心です。

意識レベルという言葉があるのですが、医療現場で使う意識レベル(患者の意識が昏睡状態か、はっきりしているかの判断)とは、違い、「パワーとフォース」という本の中で紹介されている、意識レベルを0~1000に分類できる【意識マップ】というのがあるそうです。

人は同じレベルの意識レベルの人、あるいは上のと繋がっている方が、安心感はあるし、自分らしくいられます。

意識マップ

逆に、意識レベルが低い人との会話は、自分もイライラしたり、変に、下に引っ張られる感じがすると思います。
もしも、自分自身になにもなくても、イライラ、引っ張られると言うことがあれば、もしかしたら、下の意識レベルの波動に触れてしまった(持って帰ってしまった)可能性があります。

だから、誰と話すか、どこに行くか?というのは、結構重要だったりするんです。

◆心理学的にも

アルファ波とか、ベータ波、シータ波とか、聞いたことがあると思います。
普段は、ベータ波。リラックス時には、アルファ波。深い眠りの時にはシータ波が脳波として、出ると言われています。

また、「ゾーン状態(ゾーン体験)」という言葉も、スポーツ分野から生まれて、心理学的には、「フロー」という言葉を使うのですが、今では「ゾーン」の方が有名になってしまいました。

いわゆる、「無我の境地」と呼ばれるもので、普段の顕在意識を使った状態では考えられないような、才能を発揮する状態のことを指すと言われています。

ある種の「研ぎ澄まされた感覚だけで動ける状態」とでも言ったらいいでしょうか。
これを意図的に使えるようになると、才能を自由自在に扱える感じで、それこそ、生きやすいというか、普段も、スーパーサイヤ人モードだったら、どれだけ、楽だろうかと思うでしょうか。

特に、普段、自分の本音のままに言う体験が乏しい方は、「人に良く見られるように」という意識が強く、自分の意見を持つことをよしとしてない人もいるのではないでしょうか。

自分が強くあるということは、時として、人を傷つける強さを持ち合わせてしまうということ。
そういうこともあって、人は、【耳障りの良い夢】を語ることで、人に認めてもらおうとしてしまう部分があります

ある意味、玉ねぎの皮のように、芯にたどり着くまでに幾重もの皮をかぶせて、自分の本心を見せないように、見えないようにしているというのが、人の常なのかもしれません。

玉ねぎの芯でも、キャベツ芯でも、喩えは何を使われても構いませんが、人の心とは、そうやって、守っているものなのかもしれません。

そうなると、皮を無理やり破くわけにはいきません。
外側から、じっくり、じっくりと味わって、芯に近づいていくしかありません。

人によっては、それをお酒のチカラを借りて行う人もいますが、しかし、残念ながら、お酒の場合は、皮をむいていった記憶さえも忘れてしまいがちです。

というのも、お酒の場合は、皮をむいていくというより、皮を麻痺させて、一瞬芯までたどり着いたかのような錯覚により、本心がむき出しになった感じがするように見受けられます。

酒の席の会話が、覚えられていない。刹那的に感じるのは、私だけでしょうか。
社会人になりたての頃は、お酒を飲むことで、本音が言える感じがして、嬉しくなってた時もありましたが、カウンセリングの勉強をして、一定期間、特定の仲間とカウンセリングの練習をした結果、【お酒のチカラがなくとも、人に話を聞いてもらえる、それもジャッジもなくありのままに聞いてもらえる体験】を何度もした結果、「これだったら、お酒いらないな」という価値観に達したのです。

別にお酒の席や、お酒の存在を否定するわけではありません。
ただ、【本音で話せる】というのは、お酒のチカラを借りなくてもできる、というのが、私の持論です。
あとは、先ほどの書いた、意識レベルが同程度か、上の人たちといることも、自分のエネルギーを下げずに、本音が出やすくなります。

◆良質な質問に触れる

人は、自分の芯に近づくには、普段の生活の中では、難しい理由の一つに、良質な質問に触れる機会が少ないというのがあります。

特に生産現場では、良質な質問に触れるということは、一時的な生産性を止めて、内省する時間になるからです。
むしろ、モノを作るのに、精神的な向上は、時間的に邪魔になってきます。

もちろん、ある程度の最低ラインの精神性(モノを壊さない、モノを大事に扱う、モノを完成させるなど)は、あった方がいいですが、必要以上に精神性に偏ると、「そもそも、モノを生産する意味はなんだろうか?」という哲学的なモードに入ると、答えが出ない世界にはまってしまいます。

なので、一般社会では、最低ライン~ちょっと良い部分の精神性だけがあればよく、良質な質問に触れることで、【本当の自分に氣づく】なんてことになると、現場が混乱し厄介なことになるからです。

だから、遅刻しない、納期に遅れない、約束は守るという最低ラインさえ、クリアできれば、生産現場からは、良質な質問に触れることは、逆にNGになってしまうのです。

私自身、そういうのに、触れてきたのは、いつも、自分が進んで学んできた学びの中でした。

アインシュタインも言っていますが、
『いかなる問題も、それをつくりだした同じ意識によって解決することはできません。』

つまり、悩みがあるのなら、その時の意識状態よりも、自分自身が上になるか、あるいは、上のレベルの人から、適切な質問や解をもらうことでしか、解決できないということ。

そのためには、いくつもの、良質な質問に触れる事が大事になってくるのです。

もし仮に、人生のステージを上げたければ、当然、上のステージの意識や質問に触れていくことが重要になってきます。

◆自分が満たされれば

本心と繋がりやすいと思います。
自分が満たされるというのは、どういうことか?

自分の本心を理解する。
これが、一番大きいと思います。

本心を理解できれば、自分が満たされれば、本当に必要なこと、何をしなければならないのか?ということが、非常に冷静に、クリアに考えることができます。

これが、自己否定の塊だと、自分が満たされるということはないでしょう。
また、自分が満たされるには、「人から満たしてもらう」ということと、「自分自身で満たせる」という2つの側面があります。

この両方が満たされたときに、まるで、答えのジグソーパズルがピタッとハマるかのごとく、【見えてくる】瞬間があります。

それを目覚めたとか、悟ったというのは、感じた人それぞれにお任せしますが、私からすると、【整った】瞬間なのかなと思ってます。

これが、常に連発できればいいですが、毎回、確実に整うか?と言われたら、そこまではなんとも。。

というのも、その人自身が、真摯に本心と向き合うエネルギー次第だと思いますので。

ただ、そういうエネルギーでいる限りは、私のセッションの中で【本心】は見つけやすくなっていると思います。

なぜか?私自身が、【本心】で生きることを選択しているので、そういう状態の人のそばに来れば、若干なりとも、その波動に触れて、馴染んでくるからだと思っています。
波動と言っても、ゲームの波動拳のような、レーザービームのようなわかりやすいものではありませんので、日本語で言えば【雰囲氣】と思ってもらえればと思います。

こればっかりは、文面だけでお伝えできるものでもありませんので、興味のある方は、WSか、個別相談など、活用して、会いに来てださい。

本当の思い、【本心】に氣づける人が、増えていくことを願っています。

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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つっちー/土坂有加 (心理学出身の傾聴もできる夢かなコーチ)
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