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自分の感情を見える化してますか?
パソコンやスマホが普及して、紙とペンで、自分の手を使って何かを書く(描く)ということが減ってしまっている今。
自己啓発や、潜在意識系の本やセミナーなどでは、
「自分の感じていることをノートに書いていきましょう」ということが言われる。
私自身、それは、良いことだと思ってます。
ただ、
「書くだけで人生が変わる」とか、
「書いていたから、ここまで変われました」と言われると、
「変われてない自分はダメなのかな?」なんて、一瞬ひるんでしまう。
「これまでの書き方が間違ってたのかな?」とか、
「本当の正しい書き方はどうなんだろう?」と、急に不安になってくる
メモ魔の私でさえ、こんな風に不安になるのだから、普段から、書いたりしない人は、もっとどうなんだろう?
普段から書いてないから、逆に
「書けばいいだけなの!?」と、興味を持って前向きにやり出すのだろうか?
今回は、【感情の見える化】を、「紙に書く」ということに焦点を当てて書いていきたいと思います。
◆日記とは違うの?
日記もルールはないと思いますが、それでも、人はなんとなく議事録的に、「今日起きたこと」のメモを書くことが多いと思います。
いわゆる
出来事>感情
の比重なのではないかな?と思います。
それ自体が悪い訳でもないですし、あとで見返したいときには、
「あのとき、〇〇だったのね」という記憶・思い出になると思います。
特に、年々、年を重ねてくると、
「あの時の出来事はいつぐらいの話だっけ?」という風になりかねません。
そういうときには、出来事の記載のある日記などはいいですね。
最近では、Facebookでは、「〇年前の今日」みたいな感じで振り返り投稿が上がってくることがあり、これは、概ね、好評のようですね。
私も過去のFacebookは、プライベート発信が多かったので、たまに、「〇年前の今日」なんかは、感慨深いですね。
今では、仕事というか、こちらの記事の告知に使う使い方になってしまっているので、だいぶプライベート発信は減ってしまっていますが、それでも地元の開拓なんかができると、ついつい発信したくなります。
話がそれてしまいましたが、紙に書くというのは、記憶を定かにするという効果もありますし、「今のいらない感情をクリアにする」方に比重を置いてみるというのも良いと思います。
◆書くことで視覚化される
海外の自己啓発本などでも、「ジャーナル」とか、「ジャーナリング」という言葉が出てきます。
これが、俗にいう、「ノートに書きましょう」「紙に書きましょう」
「毎日書きましょう」というものですね。
そもそも、ジャーナルというのは、和訳すると「雑誌とか、情報誌」ということになります。
海外の自己啓発本では、これを「個人で作る情報誌」ということを言いたいのかなと思います。
日本語で言うところの「日記」みたいなものでしょう。
【ザ・マジック】という本でも、毎日感謝を10項目書くとか、いろんなワークがあります。
それを、毎日続けられている方(Instagram)とか、YouTubeなどでも、
「ジャーナリングして、人生がここまで変わった」という発信をされている方もいます。
また、コンサルさんも、非常にメモ魔で、セッション中、ずっと書いていることがありました。
で、あとで聞いたら、「紙に書いた内容から、その人の第一価値ってなんだろうな?って探してた」と仰ってました。
それでピンポイントに当てられると、人によっては感動するみたいですね。
私の場合、Zoomで聞きながら書いてたりします。
とはいえ、聞いている姿勢を保ちたいので、相手の話している顔をなるべく見るようにしています。
書くのと聞くのと、その時その時に必要なバランスを見ながら、使っている感じですね。メモを取ることに夢中になって、相手の話を聞いている姿勢を崩すと、相手が話すことをやめられても困ってしまうからです。
とはいえ、ほとんどのクライアントさんは、良く話すので、そんな心配もいらないのでしょうけど・・
話がそれてしまいましたが、ご自身でも書いてみると、
「あれ?自分ってこんな風に思っていたんだ?」という氣づきがあったりします。
また、書きながら、感情が浄化されて、最初の頃に抱いていた負の感情がうすれていたりするのも、書いてみて分かる効果だと思います。
◆上手く書こうとしなくて良い
よく子ども向けカウンセリングの現場では、「絵から、その子の気持ち、感情、感覚を分析する」なんていうことが行われます。
それぐらい、絵というのは、感情、感覚が乗りやすいもの。
子どもの頃は、言葉とか言語を大人のようにはスラスラ操れません。
だからこそ、【絵を描く】ということで、その背後にある感情を周囲の大人が読み取るという手法が取られるのだと思います。
私たち大人もそうで、言いたいことを100%完璧に言語化できる人なんて、そうそういないと思います。
話しながらも、「あぁ、違うかもな」と思ったりすると思います。
むしろ、相手に伝えるためには、逆に、台本や話す順番の組み立てなど、下準備が必要なほど。
それぐらい、【伝える】と【伝わる】には、差があります。
でも、感情の見える化の場合は、自分だけがわかればいい訳で、伝わるようにうまく書く必要はありません。
私なんか、下手したら 「ɤɤɤɤɤɤɤɤ」なんて、グルグル書いているだけの時もあります。
とにかく、「言葉にする必要もない」のです。
ただ、今回、ジャーナルの、書き方について、良いなと思ったのがあったので、シェアしていきますね。
書く順番として
1)感情を書く
それこそ、上記の「ɤɤɤɤɤɤɤɤ」とか、「むかつく」とか、言葉になってもいいし、ならなくてもいい。
とにかく、ペンに任せて、感情を見える化させていく。
2)自由筆記
氣になっていること、今日やること、心のブロックになっていることなど、自由に書いていい
3)過去からの時系列を書く
このあたりが、面白いなと思いました。
過去からの時系列を書くことで、今に至るまでの流れや、感謝の氣持ちを引き出すための作業なのかな?と思っています
4)未来のことを書く
過去に囚われてしまうと、そこで、思考がグルグルしてしまいます。
大事なことは、未来に向けて何をやるのか?何をしたいのか?
エネルギーや時間軸を未来に向けてあげることで、感情の昇華が適切に行われるのだと思います。
ここまできて、「本当はどうしたいのかな?」と未来にエネルギーを向けることができます。
いかがだったでしょうか?
時間は、状況や人によると思いますが、20分前後と言っていました。
私は、やり始めたばかりなので、とても、20分で収まり切れないほど、書き続けていますが、これで内面が整って、外面に変化が起きたら面白いなと思って、実験しています。
◆昔は、話して(放して)終わり
昔・・・まぁ、昭和の時代にしておきましょうか。
井戸端会議という名の、地域のくちゃくちゃおしゃべり。
これが、延々と、似たような話をして、進展がないというような感じで、また、常に愚痴大会のように、若い人に思われていって、徐々に【井戸端会議】というのは、減っていったように思います。
でも、私も過去の会社勤めしていた時は、給湯室で、何氣ない情報交換とか、喫煙所で、本音の言い合いとか、いろいろやった記憶があります。
今思うと、人によっては、常に愚痴を聞かされて嫌だなと感じる場になっていることもあれば、人によっては、愚痴を吐き出すことで日常に戻れる場になっていた可能性もあります。
面白いことに、「話すことは【放す】ことだ」という表現を聞いたこともあります。
つまり、人は、「話す」ことで、自分の持っている負の感情・エネルギーを放していた可能性があるんですね。
今、氣楽な「話し場」というのが、ないような氣がします。
子どもでさえも、言いたいことがまとまってないと、
「何言っているのか、わからない!」なんて、罵倒されてしまいます。
(私は、父親にそれを、されたクチでしたが・・)
だからこそ、コーチング・カウンセリングなんていう、人の話をじっくり聞くという【お仕事】が増えてきたのかもしれませんが。
そうそう。
過去に実験として、「聞いた話をマインドマップでまとめて返す」ということをやってみたんですが、
ほとんどの人が、「何十分も話したことが全部、マインドマップに表現されるんですね」と言っていただけた中、
ある人からだけは、
「話している時は、ものすごく楽しかった。なのに、マインドマップを見たらネガティブ感情のことが書いてあって、読んだら苦しくなった」とあって、
「全部表記するとか、話し終わったものを、あとで見返すというのは、良いサービスではないのかな?」と思って、商品化を取りやめたことがあったんです。
かれこれ、10年近くも前ですし、その時は、理解できなかったのですが、今回YouTubeで見つけた、ジャーナリングの情報の中では、
過去に書いたジャーナル(スケッチブックなどのノート)は、取っておくんですか?という質問に対し、「取っておくものでもないので、捨てます」という回答があったんです。
あぁ、もしかしたら、過去のマインドマップにするという実験は、「話して浄化」したのに、「見える化」をさせてしまったが故に、よろしくなかったのかな?と思いました。
新橋の飲み屋で、会社の悪口を言っているサラリーマンが、かっこ悪いなんていう風にとらえる方もいると思いますが、見方によっては、そうやって「吐き出す場所があるからこそ」頑張れているのかもしれませんね。
いずれにせよ、人は、話してスッキリするか、書いて破いてスッキリするか、なのかもしれません。
ただ、話すということは、「聞く」相手がいることです。
「聞く」相手が負担になるようなことがあると、あなたが持っていたネガティブ感情・波動は、相手が引き受けてくれてた可能性があります。
ちなみに、飲食の席で、食べもせず、飲みもせず、ひたすら話す人がいますが、そういう人は、「話す」ことで、(聞き手の)エネルギーを吸収している可能性があります。
そして、聞き役になっている人の方が、ひたすら食べているという図式も見たことがあります。聞き役は、必死に、なのか、手持ち無沙汰だからなのか、食べることでエネルギーを補給しようとしていたように、私には見えました。
スピリチュアルの世界では、目に見えにくいけれど「プラーナ」というエネルギー物質があるそうです。
不食の人は、「プラーナ」を食べ物からではなく、空気から直接取り込めるということで、エネルギー補給できているとのこと。
何が言いたいかというと、人は、エネルギーや感情の移動が行われているということを知らない人が多いということ。
今回、「紙に書く」ということを推奨しているのは、「紙に、ネガティブ感情が転写されて、それを捨てることでスッキリできる」ということ。
要は、よほど、あなたのジャーナルを人に見せたりしない限りは、他人にダメージを与えることなく、ネガティブ感情や負のエネルギーを解放できるからなんです。
◆怒りの感情をノートに書きなぐっても
今回のジャーナルのことを詳しく知る前にも、私自身はノートに感情や氣持ちを書きなぐるということは、たまにしていました。
面白いのは、A4ノートの1枚目は、ネガティブ感情が思いっきり書きなぐっているのに、2ページ目に来ると、なんか、スッキリしているんですよね。
そして、それを何度見返しても、1ページ目のような怒りとかネガティブ感情が2度と湧くことはなくて・・・
カウンセリングの勉強しているからとか、していないからとか、そういうの関係なしに、ノート感情をぶつけるという作業は、効果があるんだなと思ったんですね。
そういう意味でも、「感情の見える化」って大事だなって思うんです。
もしも、自分の感情を扱いかねているのであれば、一度、ノートやスケッチブックに書きなぐってみてください。
今回、お伝えした4つの手順のやり方でやってみても、
「うーん、まだなんか解決できない」と思ったら、私の方でZoomの無料相談をやってますので、一度、吐き出してみてください。
「相手にネガティブ感情をぶつけちゃいけないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、そのあたりは、受けた感情の浄化・昇華は、私自身の方できちんとできますので、ご安心ください。
私の方では、あなたの人生や、ビジネスが波に乗るよう支援するのが、お仕事ですので。
あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。
今回も記事をお読みいただきありがとうございました。
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※文中の代名詞に関する補足
コンサルさん:2023年からお世話になっている、ビジネスコンサルタント。潜在意識とお金の話に強い。
ボス:コンサルさんのコンサルタントをされている。グループ年商50億円を稼ぐ。
億コーチ:2022年にコーチングコミュニティで、お世話になる。コーチ暦15年以上。単独で億を稼ぐ。
マイコーチ:友人兼コーチ。本業は違うものの、私のわがままで、コーチをしてもらっている。
このブログは、毎週、月・水・金曜日の夕方(18時~19時ごろ)更新です
【起業・副業で年間50万円未満の方向け】
【ずっと、くすぶっている自分からの脱却】
「雇われる生き方から卒業」
【ご自身も氣づかなかった才能の発見・開花・昇華】という目的のもと
「自分らしく生きるには?」
「起業・事業を軌道に乗せるには?」
「月、数万円は稼げるけど、それ以上がうまくいかない」
「人間関係や性格分析等、人や自分自身とより良く関わっていくには?」
という視点からお届けします。
第4金曜日のみ、しばらく現代版算命学シリーズをお届け予定です。
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