2022.10.17サビアン天秤座24度の体感
10/17の太陽サビアンシンボル(日の出の瞬間が基準)
天秤座24度「蝶の左側にある3番目の羽」
A third wing on the left side of a butterfly.
ルディア訳:A BUTTERFLY WITH A THIRD WING ON ITS LEFT SIDE.
ドデカテモリー:蟹座
対向サビアン:牡羊座24度「開いた窓と豊穣のコーヌコピアに吹く
ネットのカーテン」
サビはんカードは吉田結妃さんの作品です。
私が感じるイメージ
※あくまでも私がこのサビアンシンボルから感じるイメージです。解釈については参考図書に挙げた本やサイトをご覧下さい。
24度は、23度で14の錬金術の
上位バージョンを体験した後の
とことん深入りする度数。
ここで「3番目」という言葉が出てくる。
3という数字は、1の始まり、2の相対からの
創造性を表す。
三位一体と言われるように
3つのものがバランスを取る。
身体と心のバランスが2枚の羽だとすれば
3番目の羽=精神性を手に入れることで
天秤座は進化する。
ルディアは「inner strengthening」と書いている。
内なる自己が強くなっていくこと。
前半度数で、感じの良い対人関係を築こうと
相手に合わせすぎた天秤座が
16度からいろんなことを模索してきて
ここで、精神性も強くなったのを表していると感じる。
蝶はギリシャ語では「psyche(プシュケ)」
魂(プシュケー)と重なる。
ギリシャ神話で、たくさんの試練を乗り越えた
プシュケーは、背中に蝶の羽が生えた姿で描かれることが多い。
左側は、受容や感覚(身体の左サイドは右脳が司る)。
イマジネーションや直感を使って
とことん相手を受容する。
それは魂レベルで行なわれることなので
我慢するとか
忖度するとか
そういうバランスのとり方は一切ない。
目の前の相手に感謝して
その人を敬って
ただ、受け容れる。
精神性が強くなった天秤座は
それができるし
人との関係性において
限度なく受容に深入りする。
ドデカテモリーは蟹座。
蟹座の相手の心を感じる
自分の心を感じる
感受性の鋭さ
それはまさに右脳的なもの。
天秤座の知性での客観性と
蟹座の感受性
両方を使って、とことんやってみる。
対向サビアンはコーヌコピア
食べ物と豊かさの象徴である、角。
ギリシャ神話では、ゼウスが匿われて
育ったクレタ島で、ゼウスに乳をくれた
アマルティア(山羊の眷属)の角
とも言われている。
生命力の象徴。
前の度数のパステルカラーの服の女性が
生み出した豊かさなのかもしれない。
天秤座24度は
精神性が強くなり、自分を明け渡さずに
受容性をとことん発揮できるようになった。
前の23度の新しいリーダーシップも使いながら
あらゆる人を受け容れることを
知性だけでなく、感覚や感情も使って
人との関係の中でトライしていく。
参考図書(敬称略)
Marc Edmund Jones「The Sabian Symbols in Astrology」
Dane Rudhyar「Astrological Mandala (Vintage) 」
松村潔「愛蔵版 サビアンシンボル」
松村潔「ディグリー占星術」
松村潔「未来事典」
石塚隆一「心理占星術のためのサビアンシンボル」
すたくろ「サビアンダイアリー」
その他、サビアンシンボルを掲載しているホームページ・ブログなど
多数読ませて頂いております。