2022.10.16サビアン天秤座23度の体感
10/16の太陽サビアンシンボル(日の出の瞬間が基準)
天秤座23度「おんどり」
Chanticleer.
ルディア訳:CHANTICLEER’S VOICE HERALDS SUNRISE.
ドデカテモリー:双子座/蟹座
対向サビアン:牡羊座23度「重く価値があるがベールに隠された荷物を
運んでいるパステルカラーの服の女性」
サビはんカードは吉田結妃さんの作品です。
私が感じるイメージ
※あくまでも私がこのサビアンシンボルから感じるイメージです。解釈については参考図書に挙げた本やサイトをご覧下さい。
23度は、21度の積極性(男性性)と
22度の受容性(女性性)の統合。
両方、思いっきり出した後での
14の錬金術の上位バージョン。(5の系列だが素数)
おんどり
ごく普通に「おんどり」であれば
英語では a cockもしくはa rooster になる。
あえての「Chanticleer」
この言葉を調べたら
「(物語の中で擬人的に登場する)雄鶏」
とある。西洋の寓話にはたくさんおんどりが出てくるが
その、物語の中で擬人化されたおんどりのことらしい。
そのおんどりくんが、朝を告げている。
イソップ物語では
「お前が朝を告げてしまうから殺すんだ」
と泥棒達に言われてしまう、おんどり。
ここで言う「夜明け」「朝」とは何か?
天秤座が、様々な人との交流や
自分の知性の賢さを使って
「時代の潮流」
を読んで、これから夜が明けて朝になるよ!
と告げている。
わざわざ、a cockではなく「おんどりくん」にしたのは
寓話の中で、おんどりは賢く誠実なキャラクターとして
描かれているのもあるのではないか。
いろんな人との交流で
誰とでもバランスよく
調和できるようになったからこそ
先駆者、号令をかける目立つ存在になってくる。
でも、無理やり引っ張っていく
強引なリーダーシップではない。
みんなが気持ちよく「ああ、そうなんだ」
と一緒に動いていけるように
「こっちだよ!」
と告げるようなイメージ。
朝鳴くおんどりは、太陽神アポロンの
聖獣にもなった、とのこと。
また、闘鶏はおんどりが戦う競技。
対向の牡羊座の「戦い」も取り入れて
それでも、平和的に知性で解決しようとする
天秤座の調和を感じる。
ドデカテモリーは双子座/蟹座。
双子座の情報の速さと
蟹座の周りの人に寄り添う共感を
両方使う。
21度の男性性と
22度の男性性の統合。
どのように混ぜ合わせて
新しいものを創り出すか
23は5になるので
変化とチャレンジでもある。
対向サビアンの、重く価値があるが
ベールに隠された荷物を
運んでいるパステルカラーの服の女性。
まさに、21度の拳闘士の力強さ、パワーと
22度の受容性の女性性、度量
このパステルカラーの服の女性は
両方を持っている。
しかも、ルディア訳では
この女性は妊婦さん。
ベールに隠された荷物は
重くて価値があるのは間違いない。
でもまだ隠されていて、何なのかはわからない。
私は、お腹の赤ちゃんのことかな?と感じた。
まだ、新しいものを育てている最中。
妊婦さんは、個人の新しいものを育てている。
おんどりは、これから社会がこう変わるよ!
こういうことがテーマになるよ!と
新しい先駆的なことを感じ取り
みんなに告げている。
天秤座23度は
積極性と受容性を両方混ぜ合わせて
新しい形のリーダーシップを取っていく。
みんなに「お知らせだよ!」と
新しい時代の流れを伝える。
参考図書(敬称略)
松村潔「愛蔵版 サビアンシンボル」
松村潔「ディグリー占星術」
松村潔「未来事典」
石塚隆一「心理占星術のためのサビアンシンボル」
すたくろ「サビアンダイアリー」
その他、サビアンシンボルを掲載しているホームページ・ブログなど
多数読ませて頂いております。