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日々の人生を楽しむ☆ vol.10

 「はぴきゃり」アドバイザー兼事務局担当のイシワタ サチコです。
昼は暑くて夜は肌寒くなる、着る物の調節に戸惑ってしまいますね。

先日、和歌山県の高野山へ行ってきました。
空海様が開いた真言宗の総本山である場所です。
標高が800m以上あるので涼しく、そして山全体にお寺が100以上も存在するという神聖な場所です。
私は和歌山に住んでいるので距離的には近く、時々ふっと思い立って訪問させていただいています。

今回、とあるお寺で僧侶様の説法を伺う機会がありました。
その中で、印象的なお話がありました。

「将来のことって心配なことが多くて、色々準備しなくては…と思う事が多いと思います。
巣立っていくお子さんのために、とか、自分が亡くなってからの事だったり。
でも、自分の心配って、あくまで自分の目線から見た心配でしょう?
人から見たら、もっとこうしたいとかあなたのためにこうしてあげたいとか、希望ってあると思うんですよね。
そんな時、あなたが準備したことが他人の負担になるかもしれない。
だから、あなたの心配から来る準備は半分くらいにしたらいいと思いますよ。」

なるほどね、と思って聞いていました。
皆さんも、「準備は大事」って行動されていることも多いと思います。
「準備しておく」って大事だよね、って学校でも家でも言われてきましたよね。

でも、確かに人が絡む時の準備って難しい!
自分なりの「良かれと思っての準備」は他人と思う「こうして欲しい」とは違うかもしれないですもんね。
だからこそ、気負いすぎない。準備しすぎず相手に委ねる。
いい加減にならない範囲で、そんな「ちょっと肩の力を抜いて将来を見る」のも大事なのかもしれません。

何もかも背負いすぎなくていい、少し気楽に進めそうなそんなお話を聞けた日になりました。

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