見出し画像

日々の人生を楽しむ☆ vol.8

 「はぴきゃり」アドバイザー兼事務局担当のイシワタ サチコです。
もう9月ですね。畑ではそろそろ秋~冬の野菜を植える時期です。
美味しい野菜を食べられる時の事を思うと、作業も楽しくなります。

 私、普段そんなにドラマとかをたくさん見る方ではないのですが、時々なんとなく気になるものだけ見ることがあります。
最近は、朝の連続テレビ小説の「おかえりモネ」を録画していて、ぼちぼちと時間のある時に楽しんでいます。
先週の回ですかね、夏木マリさん演じる東北の山主(山の持ち主)さんが、素敵なセリフを言っていました。
同じ年代の人と話していて、「苦しんでいる若い人達に対して何をしてやれるかなぁ?」なんて会話をしている時のセリフ。

「私たちがやれることなんて、あと1つぐらいですよ。
 最後まで、かっこよく生きてやりましょうよ。
 『敵わないな』って、思われるぐらい。
 そうしたら、子供たちも生きるの、楽しくなるでしょう?」

んー。聞いていてとっても清々しくなってしまいました。
役柄とはいえ、夏木マリさんにピッタリのセリフ!
何か言葉としてアドバイスをするわけじゃない。
ましてや「甘ったれるな」と説教をするわけでもない。
見守る、のニュアンスは少しくらいは入っているのかもしれない。
でも、何よりも「自分自身がカッコよくいましょうよ!」と、自分を磨き続ける姿を見せる。
ステキだなぁ、と思いますね。
年を取ったから「もうこれでいいや」って歩みを止めない、美しさを感じました。

何年か前から、『自分自身の「ミッション・ステートメント」を考えてみませんか?』という話を聞くことがあります。
おそらく、『7つの習慣』という本を読まれた方には馴染み深いかと思います。
「ミッション・ステートメント」とは、従来は企業が自社の価値観や社会的使命を明文化したもののことを指します
でも最近は、個人が「このような人物でありたい」とか「こういう人生を過ごしたい」という人生のテーマみたいなものにも使われるようになりました。
このドラマでも、この山主さんの「ミッション・ステートメント」がこのセリフだったのかもしれません。

「ミッション・ステートメント」、自分の人生はこうありたいという「設計図」でありコンパスでもあると言えますね。
最終的にはとてもシンプルな言葉にあるかもしれないけど、その一言を表すのって意外と難しいです。
これまでの人生を振り返ったり、自分の役割(社会的に&プライベート的に)ってどんなものがあるのか考えてみたり。
どんな人間になりたいのか、自分の人生で何をやりたいのか、じっくり思い浮かべてみる時間もいいかもしれませんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?