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「普通」とはなんなのかと考えてみる。
この現代にとっての「普通」とは
「普通」の家庭に生まれる。
「普通」の家庭とは何なのか、夫婦円満で、
子どもを育てていくのには、何ら不自由のない
稼ぎがあり、トイレやお風呂は勿論、
台所やテレビ、寝床もある、夏には扇風機や冷房が効いていて、冬にはクリスマスツリーやこたつが出てくる、これが「普通」の家庭。
「普通」に進学をする
これは家庭の事情や独自の努力量が関係してくる。
「普通」に友人ができる
「普通」に恋愛をする
これらは、今までの両親の教育や環境が影響してくるだろう。性格も然り。
「普通」に社会に出て働く
これは、学生時代で培った自身の能力を企業に売り込み、ただ只管に上司や部下と働くこと。
今で言うニートや引き篭もりではないこと。
「普通」に結婚をして家庭をもつ
偶然出会った、気が合う気がする、
一緒にいて楽しい、この人となら幸せを掴めそう
と思える人と結婚し、子どもを産む、
そしてまた、「普通」の繰り返し。
つまり、「普通」というのは、平均的な幸せのこと。
食欲や睡眠欲、性欲といった人間の3大欲求を満たさられる環境に身を置けているのかということ。だからこれを自分自身が満足できているかできていないかで「普通」か「普通」じゃないのか
分かれてくる。
食欲や睡眠欲、性欲の尺度も人それぞれによって異なるのは当たり前のこと、
食欲が満たせられれば満足です、という人にとっては、結婚や家族、恋人というのは二の次で、
基本的にお金を稼ぐことに重きを置く気がする。
睡眠欲を満たすことに重点を置く人は、
沢山寝れる環境さえ整っていれば、お金を稼ぐ為の努力というのは、そんなにしなくて良い気もする。
性欲を満たすことを大切にしている人にとっては
結婚や家族、恋人、それを手に入れる為には、
お金がいる、だからそれなりに努力をする、
だからお金持ちの人には性欲が高い人が多いのか。それは分からないが…。
人間にとって、いや動物にとって、「普通」な生き方というのは、欲を満たせるものが充分にあることなのではないだろうか。
続きはまた書こうと思う。