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あたり前の外から価値を作る
というテーマのセミナーに参加しました。
とあるテレビ番組のディレクターの方々の対談を聴きました。
そのテレビ番組はちゃんと見たことがなかったのですが、話を聞いていて、とても興味をもったので、夏休みに観ることにしました。
子どもたちが取り組む探究的な学びのヒントになればいいなと思って参加したのですが、得たものはそれ以上でした。
気持ちがアツい今のうちに振り返りを書きます。
1 誰かのために、ではなく感じたままに楽しくやろう!
視聴者のために、ということは一切考えないそうです。視聴者の意見も聞かない。感じたままにやるとのことでした。授業に置きかえたら、子どもたちの要望は聞かないし、子どもたちのために...と考えすぎないことですね。
今までは、子どもたちが誤った知識を身につけたらまずい、子どもたちがこの内容を理解できなかったらまずい、とガチガチに内容を詰め込んだ授業やワークシートを作っていました。
最近は、個人的な働き方改革もあり、知識や技能が適切に身につくかどうかは分からないけれど、思いついて、面白そうだと思ったことを、手あたり次第に試しています。
今の環境がそういった、思いついたことをわりとすぐ実践できるので、恵まれていると思います。
「やったことないし、どうなるか知らないけど、面白そうだからやってみようと思うけどいい?」
そう聞くと、子どもたちは笑顔で頷き、すぐに取り組もうとします。
休み時間後も引き続き取り組んだり、宿題でないのに家でがっつり取り組んできたり。
こちらの、「やったことないから、どうなるか予測できないけど」を遥かに超えてきて面白いです。
2 いかに組織の中に人格を出すか、が大事
番組を作る上で大切にしていることらしいです。仕事をしていても人前に出ていても、プライベートでも素が大事。
最近本当に思います。若い頃はできませんでしたし、仕事ができないうちにそれをしてしまうと周りにいろいろ思われてしまう危険性があります。若い人にはあまりおすすめしませんが、5、6年経験したら、特に教育の現場では人格を出したらいいと思います。
5年ほど前に出会って今も大好きで尊敬している先生がいます。
仕事はテキトーで良いといいながら、スピーディーに仕事をこなしていました。
言いたいことはすぐに口にしていたし、自由に働いている感じがしました。ここには書けない、悪い仕事の仕方も沢山おそわりました。
あの先生らしいよね、あの先生だからゆるされるよね、とよく言われていました。
我慢しないで無理をしないで、人格を思い切りだす。私はこういう人間だということを全面に出していく。
もちろん普段からある程度真面目に仕事に向きあっている、一生懸命頑張っている姿を見せるのは大事です。
「あの人、いつも頑張っているからね」
「あの人、実はめっちゃアツい人だからね」
「あの人、本当はできる人だからね」
そう言わせたら勝ちです。
だから、自分を曝け出すのが大事です。
無理なことは無理、やりたくないことはやりたくないが必要だし、それを受け入れてもらえるような、日頃の行いが大事です。
私も前回の会議で、「私も今いっぱいいっぱいなんで、まずは調べずに、自分で考えることもせずに何でも私に聞かないでください!」
と言ってしまいました。
もちろん、場は凍りましたが我が職場の課題である「担当者に仕事が偏る」状態は回避できました。
人格をだしましょう。怖いけど、普段から頑張っている姿を見せていたら、真摯に向き合えていたら、きっと大丈夫です。
3 管理職はよく現場を知り、部下に合った「環境づくりを」
これ、めちゃくちゃ共感しました。
管理職や中間管理職は役職でものを言わなければいけないから難しいという話から始まりましたが、
共感しすぎて、次の日管理職にお話にいきました。次に書きますが、直談判の形ではなく、建設的な話をしに行きました。
教員に限らずよく管理職は、環境を整えようとせずに人を代えたがるし、人を変えたがる。
できないなら、他の人に代えればいい。
できないのは、その人の仕事のやり方が悪いから、その人の仕事の仕方を変えればいい。
自分もそうですが、頑張ろうという気持ちが強すぎるから、いろんなことが回らなくなる。
◯時に帰れというのは誰でもできます。
早く帰れず、休日出勤までしなければならない理由がどこにあるか、潰れてしまう人がいるのはなぜか、管理する側は現場をよく見て、見てわからなければコミュニケーションをとって知るべきです。
そして、システム上整えられるところは整えなければいけません。
世の中の管理職の方々すみません、一応上司にお話するときは「私のような若者が、偉そうにものを言って申し訳ないのですが」という枕詞を毎回つけました。
私はこの「環境を整える」という言葉にすごく興味をもちました。
正直、未だに働きすぎランキング3位ぐらいに入る私が、みずから実験台となり、こんなシステムがあれば、勤務時間を減らせるな...など常に考えています。
今の所19時、無理な日は20時になったら、授業が準備できていなくても帰る、をいましています。
授業準備は朝起きて1時間でしています。
今まで夜にだらだらと5時間ぐらい準備していましたが、その分は睡眠時間に回しています。
朝だとせっぱ詰まっているので、クオリティは低くとも、授業は完成します。
私の場合は、19時以降できるだけ残業しないという職場のシステムにプラスして、「時間になったら帰り、朝起きてから授業準備」と言うシステムを作ったので、生活に余裕ができるようになりました。
他に、全体で取り組めるような良い方法が思いついたら、その都度管理職に話をしに言ってよいそうです。夏休みに教育書のみならず、ビジネス書も読みあさって、アイデアを生み出そうと思います。
共感から課題を見つけて、解決策を生み出す探究的な学習が今子供たちに進められていますが、まずは疲弊している現場を助けるための、解決策を我々大人が、みんなで考えて生み出す必要があるのではないかと思っています。
現場で今の自分の立場ではできる事は少ないかもしれませんが、みんなが少しでも働きやすい環境を作れるようにちょっとでも行動しようと思っています。
ちなみに、実際にできた行動です。
先日会議で発言し、なぜか同じ物を違う書式で2種類に作っていた書類を、1種類無くすことに成功しました。
校務支援システムの社員の方にお会いする機会がたまたまあり、このような機能があれば時短になれば良いのにということを伝えられました。
話を聞いていただけただけではなく、考えていたことがいずれ、対応することが分かりました。
4 決して戦ってはいけない!
自分のアイデアがどうしても受け入れてもらえない時、どのように戦えばいいのかと言う質問が出ました。
それに対する答えは「決して戦ってはいけない!」でした。論破しようとしてはいけないしたしようとしたらいけません。嫌われます。
壁があったら壊して突破するのではなく、よじ登るのでもなく、うまく隙間から入り込む位の気持ちの方が良いとの事でした。
相手がいくらわかってくれない人だとしても、悪意がなければ、コミュニケーションは成り立つのでそこをうまく利用すれば良いとの事でした。
なかなか認めてもらえない場合、戦おうとせず、とりあえず、まずは、やりたいように行動しまって、後は上手やりましょうとのことでした。
これができるようになるには、やはり経験とか年齢とか信頼とか実績が必要なんじゃないかと思いますが、そのぐらいの気持ちでやりたいことをやってしまうというのもありなんだと思いました。
探究的なものもそうですが、今までにない価値を見出そうとすれば、それはリスクはつきもので、聞いたら断られるようなものが大部分を占めると思います。
もちろん安全性とか危険性は考える必要はありますが、新たな価値を想像するために、とりあえずやってしまうと言うのも1つのやり方であることを学びました。私は本当に心配性なので実際は結構怖いですけどね。
人がやっていないことをやるにはリスクが伴います。トラブルなどリスクは伴うとは思いますが、リスクを恐れると挑戦できないし、成長できません。トラブルや失敗想定し、予め回避方法や解決方法を考えておくのがよいですが、
失敗してしまったら、次どうすればいいかまた考えて実行するのが大事だと思います。
5 できないことは、できなくていい
人はみんな違う人間で、できないことは補ってもらえばよい。その代わりにできることは自分が補えば良い。補完しあって前に進んでいけばよい。
だからこそ、みなさん、できないことはできないと言いましょう。
あと、興味深かったのが、人はみんな違う人間だから、憧れてもその人と同じようになれないということです。憧れて、その人になろうとするからこそ、なりきれない自分がしんどくなってしまいます。全く同じを目指すのではなく、自分にできないところはできないでOKで行きましょう。
4月から多少波はありつつもメンタルが強くなってきている気がします。
周りの環境はなかなかの状況になってきていますが、自分を見失わず、軸をもった上で、新しい価値をもとめていけたらと思います。