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メールとLINEで緊急連絡システムを作った話【設計編】

ブラストメールとLINE公式アカウントを利用した緊急連絡システムづくりの設計編です。

大まかな流れ

まずこのシステムの仕組みですが、細かな機能を省くと以下のような流れになります。

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クライアントである施設職員は、Googleフォームからメッセージを送ります。フォームの内容はGoogleSheetsに自動転記され、そのデータをGASで操作し、ブラストメールとLINEのAPIを利用してユーザーに届けるという仕組みです。ユーザーはメールかLINEのどちらか、または両方を受信方法として選択できます。

システムと言ってもGASで書く部分はさほど多くないですし、APIがあるのでメッセージを送るだけならとてもかんたんに連携できました。

APIってすごいなーって思いました()

苦労したところ

今回苦労したのは、まずブラストメールのAPIを利用するのが初めてで、ネット上にもヒントが見つからなかったことがあります。ただしこれはサポートの方が丁寧に対応してくださったのであまり問題にはなりませんでした。

作り込んでいく中で最も気を使ったのは、このシステムの状況を把握する仕組みづくりです。

たとえばブラストメール単体で利用する場合、ブラウザからログインすれば履歴などを見ることができます。LINEも公式アカウントの管理画面があります。ただし今回は複数のサービスを併用しているので管理が難しく(面倒に)なります。緊急連絡システムは、情報の精度が問われるので、すべてのデータを一元管理し、必要とあらば何時でも取り出せるようにしなければいけません。こうした必要性から、メールの送信結果の通知機能を作ったり、未登録者への電話を促す通知機能など、細かい部分の調整をGASで書くことになりました。APIで取得できるデータをどのように活かすか、色々と勉強になりました。

次回の更新ではコードの全容を書きたいと思います。またそこから派生する形で個別詳細の記事も書いていく予定です。

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