【CYNHN】4人体制最後のワンマンライブ『Blue Cresc.-ν-』at Zepp DiverCity 感想③
セトリのことが思いの外長くなりました。これで最後、ライブ前後とライブ中に思った感想です。
ライブ前の期待と不安
生のCYNHN(スウィーニー)を初めて見ることができる。それだけでもとても楽しみでしたが、この公演はグループにとっては大きな大きな意味があるものなので、特別なライブになる予感しかありませんでした。
CYNHN史上最大のキャパシティ。
4人で再録した2ndアルバム『Blue Cresc.』の名前を冠した、4人体制最後のライブ。
百瀬さんの休養復帰後すぐのライブ、コロナ禍の厳しい状況という不安要素はありましたが、メンバー4人揃った状態、ライブ関係者のコロナ感染も無く、さらに座席はソールドアウト。
そんな喜ばしい状況で無事に開催されたライブでありながらも、物販に行く道すがらに考えることは、"この4人体制のCYNHNは今日で最後なのか、、、"という感傷的なものが大半でした。
この2週間前の4月18日に開催されたストリーミング配信のミニライブ『Blue Light』では、Zeppワンマンを最後に、新メンバーが追加されるというアナウンスがありました。
今後もCYNHNが活動を続けていくことに喜びを感じながらも、複雑な感情がどこかにありました。
この僅かな不安は、ライブ1曲目の「はりぼて」で吹っ飛びました。
当日のセットリスト
2022.05.01 (Sun)
CYNHN ONE MAN LIVE『Blue Cresc.-ν-』
at Zepp DiverCity
〜オープニングSE (2時のパレードアレンジ)
1. はりぼて
2. ごく平凡な青は、
3. くもりぎみ
〜MC〜
4. 氷菓
5. 解けない界面論
6. 夜間飛行
7. インディゴに沈む
(暗転)
8. 水の中の
9. イナフイナス
10. アンサンぶる
11. 水生
12. 2時のパレード
-アンコール-
13. レア
〜MC〜
14. AOAWASE
〜MC、写真撮影〜
-Wアンコール-
15. ラルゴ
1曲目から「はりぼて」
CYNHNのライブ初参戦でしたので、舞い上がってしまいました。頭の中の情報が処理しきれなくて何も考えられなく、サビにさしかかってようやく「はりぼて」だ!と気付きました。
生のCYNHNが実在して目の前のステージにいることに感激したところに、「AOAWASE」でも『Blue Cresc.』の曲でもなくて意外だったからだと思います。
「はりぼて」はCYNHNをまだ詳しく知らない昔の私でも何度も聞いたことがある、初期からの代名詞的な曲でした。ですので、特別なライブだし披露されるとしてもラスト付近やアンコールなのかな、と意識の中で勝手に思っていたのかもしれません。
「はりぼて」を4人で歌っている映像を見たことはあったものの、現場で見ていると綾瀬志希さんが絞り出すように歌っていた、最後の歌詞 "誰かのしるしになりたい"が特別にグッときて記憶に残っています。
私は今年からの新規ファンなので、この歌詞は1stアルバム『タブラチュア』での桜坂真愛さんの声であるイメージが強いです。
桜坂さん→ 崎乃奏音さん→綾瀬さんと引き継がれてきたこのパートは、曲としても印象的な1番最後の歌詞部分ですし、歌声と歌詞、このライブの状況も含めて自分の中に刺さったんだと思います。
そして、これまで歌詞はメロディとしてカッコいいよねと記号的に聞くことが多かったのですが、このライブが終わってから、CYNHNの曲の歌詞を見ることが確実に増えました。
CYNHNメンバーのために作られた曲のおかげなのか、その曲を作らせたメンバー皆さんが持つ個性のおかげなのか。
どちらが先なのかわからないですが、曲に血が通ってメンバーの姿やグループの活動や歴史として具現化したような歌詞に思えてならないです。
しかし同時に、自分のために歌ってくれているようにも感じるし不思議です。最近はこのライブの後遺症で感情がバカになり、曲を聞いて突然涙が出てしまうこともあるので困っています。
4人だけのステージ
過去の映像やライブレポを見ると区切りとなるワンマンライブでは、プロジェクションマッピング、バンドセット、巨大スクリーンなどの気合いが入った演出で、それを見るだけでも特別感や驚きがありました。
しかし、今回はVJの映像用後方スクリーンとライトの演出だけでした。
後日の綾瀬さん振り返り配信で、"後方スクリーンにリアルタイムの映像を映すのは無理だった"とのことで、期間や予算に制約があるなかでの準備だったようです。
シンプルなステージだったから余計にそう見えたのかもしれませんが、CYNHNの自力、歌とダンスが映えました。
CYNHNはヴォーカルグループと言う割に動きすぎなぐらいに思うほど、振り付けにダイナミックさを感じます。そして初めて現場で見るとCYNHNってダンスだけではなく、フォーメーションでこんなにも動いていることを知りました。
前後を使うような縦のフォーメーションやダイヤ型のフォーメーションのイメージはありましたが、Blu-rayや配信では基本的に歌唱パートの人を映すためなのかステージ全体としてあまり把握できていなく、凄く新鮮でした。
MCの時にはお互いの間隔が空いているようにも感じたので、こんなに左右にも動きがあるのですね。
アルバムばかり聞いていてダンスの振り付けは印象的な部分しかわかってないので、"「はりぼて」のアウトロ部分に振り付けがついた!"というTwitterの感想をライブ後に見て、配信で確認しました。確かにその通りで、頭が回ってなかったのがもったいなく思います。
百瀬怜さん休養復帰直後の配信だったと思いますが、久しぶりにメンバーとの練習に合流されて、"CYNHNってストイックな人たちだったのを思い出した"というお話をされていた記憶があります。
綾瀬さんがライブ前日にTwitterに投稿された最後の"Zeppまでのカウントダウン動画"は、そのCYNHNのストイックさを垣間見れる動画で、あの数時間のライブのために積み上げた準備や労力にも触れられる、もう一つのエンドクレジットとも言えます。
初めて見た時には翌日のライブへの高まりを感じましたが、今見るとただただ泣けます。
アスリートのようにストイックなアイドルもいますが、ライブでのエネルギッシュな姿を見て、CYNHNもアスリートなんだろうなと、この動画は納得できます。
ちなみに綾瀬さんのカウントダウン動画のBGM「AOAWASE」のサビは、つなぎ合わせた複数の動画で音ハメにしているものでした。綾瀬さんはアーティストで制作に楽しみを見出して表現するんだなと思いましたが、こういう作品にしたいというビジョンやこだわりを凄く感じました。そして何より楽曲やCYNHNというグループ、メンバーに向ける愛を感じます。
動画を上げて、配信をして、当然ライブの準備をして。告知という側面はあるのでしょうが、時間的な焦りや準備・練習による疲れもある中でもできる方法でファンを楽しませようというCYNHNの皆さんの姿勢は、いち社会人としても頭が下がる思いです。でもこの素晴らしいライブを見て思うのは、とにかく無理をし過ぎず、この先も元気で幸せでいてほしいと願う限りです。
あと夜遅い配信でも当然のように参加されていたCYNHN公式さん達にも、私から見えるのは氷山の一角ながら当然そう思います。
ダンスでもの凄く記憶に残っているのは「くもりぎみ」の間奏のところで、月雲ねるさんが最初に1人で踊り、メンバーを引き寄せてきて4人で一緒に踊るところです。
この1人で踊るところは4小節くらいの短い時間ですが、天に祈るような、神に捧げるような動きをする時の存在感が凄くって、ライトアップもあり神聖なものにすら感じました。
そしてその熱が透さんに、綾瀬さんと百瀬さんにと徐々に波及していくようで、その後の落ちサビの感情的に爆発する展開にも繋がるのかということに今更ながら気付きました。
当日は一般席の前の方の座席で、メンバーが20センチ位のサイズに見えて、表情はわからないくらいの距離感から見ていました。
目まぐるしく変わるフォーメーションの中で、ねるさんをつい目で追ってしまっていることが多かったように思います。
メンバーの中で1番身長が大きいのもありますが、肩を揺らす、首を動かすという小さな振り付けでも、ピッ、ピッと効果音が聞こえるようにキレがあって、一つ一つの動作がカッコ良いです。極端な話では、曲中で移動するだけでもオーラや雰囲気を感じるところもありました。MCやダブルアンコールで、おでこに手をかざして観客席を覗き込むようにする可愛らしい姿とは全然イメージ違うので、その切り替えには何かスイッチのようなものがあるのかなと思います。
CYNHNの真骨頂
ライブを思い返して印象的に思ったのは、中盤の聞かせるゾーンと後半の沸かせるゾーンでした。
歌はやはりCYNHNの真骨頂で、4人の歌声がとても好きなのですが、少し儚いような歌声を満喫できるからだと思います。
このライブは聞かせる曲が中盤に固まっていました。
3曲目の「くもりぎみ」から、MCを挟んだ「氷菓」、「溶けない界面論」、6曲目の「夜間飛行」まで。
そして8曲目の「水の中の」。
静かな曲では、ねるさんのパートで印象的なところがあって、「水の中の」の歌い出し"太陽、蜃気楼、影と混ざった万華鏡"から続く一節と、途中の"ひかりよりも早く" のところでの吐息交じりの囁くような甘い歌声は、天から脳内に染み渡ってくるような感じに聞こえました。"脳がとろける声"という表現がありますが、それを体験したと言わざるを得ません。天使なんですかね。
「くもりぎみ」でも冒頭のつぶやくような少し寂しげな感じと一転してサビでの突き放すような感じも良かったです。
同じく「くもりぎみ」といえば百瀬さんの"ほぼ絶えず絶えず空、雲ってばっかの僕だ"のところが凄く好きですが、このライブでは叫びに似た感じを受けて驚きました。
休養期間があったことを全く感じさせない、力強くて芯の通ったようなよく通る声です。百瀬さんが強い歌声で歌うと激しい感情をまっすぐに伝える説得力のようなものを感じます。そして「解けない界面論」での"僕は僕 君は君だ"にも同じくCDで聞くよりも刺さるような歌声にハッとさせられました。
現場で見てよく通る良い声だなと感動しましたが、百瀬さんがこの強い声で歌う時はでんぱ組.incの古川未鈴さんの声とどことなく似ていると考え至りました。その意思の強さすらも伝わる歌声は、武将を思わせる潔さと説得力があり、ファンの士気を無条件で鼓舞します。武将に代わる良い言葉が無いのが悔しいですがいったんそう考えると、未鈴さんとの共通点は歌声以外にもMCやゲームなど多いように思います。
また「夜間飛行」の"真っ暗な闇の中"のところでは一転して美しい声でゆったりと浮遊感を感じました。この曲は裏声と地声が行ったり来たりして難しい曲だと思っていましたが、この音程と儚い声質が浮遊して聞こえる様子もあって「夜間飛行」なのかと自分の中でしっくりきました。
こんなに歌が上手いのに過去のインタビューでは歌に自信がないと高頻度で言われていて、真面目でストイックなところは百瀬さんの良さでもありますが、ファンとして心配なところでもあります。
また2年半前の動画にも残っているように、百瀬さんはステージやMCの堂々とした姿とは違って、ライブ前は不安で緊張でたまらない様子のイメージがあります。ライブ前日のTwitterを見ると、やはり今でもそうなのかと確認できます。
CYNHN 2ndワンマンライブ「Pray for Blue」密着ドキュメント!
だからこそ何より聞けて嬉しかった言葉は、アンコールのMCでの「過去のライブで1番ぐらいに楽しかった」と言われていたことです。ストリーミング配信を見直すと随所に笑顔ニコニコで歌っていたのが印象的でした。楽しそうに歌っている姿を見ると、こちらまでハッピーになります。
綾瀬さんは「水の中の」での"光さえ届かない海の底で"は深く深く沈み込んで溺れているように消えいる声で歌う姿を見て、頭の中の映像を歌で表現していることをよく理解できて感銘を受けました。
綾瀬さん自身が作成されたMVやインタビューでのイメージが一貫していて事前に知っていたからわかったことではありますが。
この曲にはさらに先があって、沈んだ後に浮かび上がるイメージがあるというお話でしたが、"光も言葉もいらない傘の下で"では確かに歌い方が前半部分とかなり違い、逆に願いを届けるように歌う姿がありました。
綾瀬さんはここに限らず、曲によって色々な歌い方をされている印象があります。当たり前のことながら勝手に自然に身についたものではなく、表現しようと取り組んだ結果として獲得し、確立させていったのだということに気付かされます。
Twitterスペース配信でのマイメロやコジコジのモノマネを微笑ましく聞いてましたが、モノマネが上手い人は耳がいいというのを聞いたことがあります。マイメロを糧にして、あの表現に行き着いたというのは飛躍しすぎでしょうか。
「解けない界面論」では綾瀬さんの印象が強いです。歌割りとしてはほぼ均等なはずなので不思議ですがZeppワンマンの4日前にソロ歌唱で披露されていたことや、綾瀬さん作MVの存在が大きいと思います。
こんなに良い曲なのに他に良い曲があり過ぎて披露するタイミングが少ないのは勿体ないものです。
なお綾瀬さんのそのLINELIVEでは「解けない界面論」や「Redice」をソロ歌唱で披露されていましたが、「Redice、そろそろ聴きたい頃だったでしょ?」って言われていたのが、わかり手すぎます。
「氷菓」はMVも好きでよく見ていましたので、生で聞けるのが楽しみでした。この曲では要所要所で、青柳透さんのしっとりとした艶のある声が光ります。
特にあの"もう逢えないね 液晶に映る君"の落ちサビを生で聴けて大満足です。ますますこの曲が好きになりました。ねるさんと透さんの"君だけが解けてく"のハモリの部分もよく聞こえました。
この曲はお別れの歌と思いますが、曲調やタイトル・歌詞から個人的には夏の終わりで日が暮れた後で、何でもない時にふっと湧いてくるもの寂しさを感じています。夏でも秋でもない"夏の終わり"がしっくりくる時間に、透さんの切なさのある優しい歌声はすごく良いです。落ちサビはその中でも象徴的なところで、歌声をじっくり堪能できるので大好きな部分です。
この部分は感覚的に苦しい気持ちに聞こえるだけでなく、過去に見たライブ映像では物理的に歌うのが苦しそうな時もあります。それはそれでまた良いものです。本来見せたかった姿とは違うかもしれませんが、その全身の力を振り絞って歌う姿には心打たれます。
またライブで聞いて思ったこととして、後でストリーミング配信で聞いた音とはだいぶん印象が違いました。配信では声の分離を良くしているからか、綺麗にクリアには聞こえますが現場より細く聞こえるように思いました。
ライブハウスでは音圧のせいもあるのか、全身で浴びるように聞く感じです。
その音の違いがあったのでしょうか。氷菓で落ちサビに入る直前には音が一瞬無くなる瞬間があります。ここで、引き込まれるような、逆に染み込んでくるようなふわふわとした感覚がありました。
どちらで聞くにもそれぞれの良さがありますが、ライブ会場でしか聞けない臨場感はその時一度きりなので、もう少し気軽にライブに行ける状況になればと思います。
透さんは歌う時とMCや配信の時で声もキャラも違うように見えて、ギャップがあるというよりももはや全く別人なのはズルいところです。
ダブルアンコール「ラルゴ」の最後で、1人ずつ後ろに振り返って歩いていくシーンがありますが、その前にハイタッチしながら2人ずつ交差する時に「ギャー!」って声が聞こえた気がします。
透さんの声のように聞こえましたが、ハイタッチが上手くいかなかったのでしょうか。 Blu-rayでどうなってたのか映っているのか確認できれば良いですが。
それにアンコールのMCで、スマホを取りに行く時に忍者走りしていたりと、隙があれば小ネタや自由な発言を挟み込んでくるので油断ならないです。忍者走りはストリーミング配信では手のひらがグーになっているところしか映っていなかったので、こちらを再び映像を見たいものです。
4人とも良い歌声なのは今更ながらのことですが、このライブではそれ以外でもたくさんの情報量があるように感じ、実際に感情に訴えかけるものを多く受け取りました。
沸かせる曲も凄かった
あと沸かせる曲として、このライブで輝いていたのは9曲目の「イナフイナス」と10曲目の「アンサンぶる」
「イナフイナス」が今年に入ってのライブでよく披露されている理由がよくわかりました。
冒頭の綾瀬さんのシャウトが空間を大地を揺らすようで、本当にカッコよかったです。今回の演出があったから、今後の曲でまたシャウトやフェイクが聴けるんじゃないかと密かに期待しています。
この曲はアルバムやMVでは、どちらかというとクールでオシャレな曲だと思っていました。
ライブで感じたのは一体感で、サビのところの歌声のカッコ良さと、拳を振り上げる振りと、妖艶なライトアップがとても気持ちよかったです。
歌もダンスも技術の見せ所をたくさん詰め込んだようにも思いますし、CYNHNを見せつけるという意味でも強い曲に思いました。また是非聞きたいです。
そして「アンサンぶる」は本当にライブ映えする曲で、コロナ禍が終わったら大変なことになりそうなくらいにカッコいい曲でした。理性とIQが減ります。
この曲のサビで透さんに"一緒に踊れ!!"と煽られましたが、ウサギ耳のところと指でクルクルするところの振りを断片的にしか覚えていなかったために何もできなかったのが悔しいところです。振り付けレクチャー動画を見るために、ついにtiktokをインストールしなければならない日が来てしまいました。
また冒頭の歌詞で、百瀬さんが手を顔の前に広げた振り付けで、"ナイナイでホイ★"って歌詞を歌うのがとてもカワイイと思っていました。
歌詞を確認すると"内々で包囲?"って少し高圧的で挑発的な内容を空耳していたことを知りました。しかしそれでも今後も"ナイナイでホイ★"と脳内変換して生きていこうと思います。
考えてみると4人でこの曲を披露したのはストリーミング配信の『Blue Light』以来の2回目なので、百瀬さんのこの振りを確認できる映像が待たれます。
なおCYNHNワンマン振り返りトーク配信(LINELIVE)では32分頃のワイプ映像で「アンサンぶる」のこのシーンが小さく映っていました。
CYNHNワンマン振り返りトーク配信(LINELIVE)
https://linliv.ee/rInZARH/tw/tl/sb
CYNHNは「はりぼて」「2時のパレード」「ラルゴ」「AOAWASE」と聴かせる名曲が多いように個人的な感覚としてありますが、グルーブ感がある曲もしっかり良いことを思い知りました。
目も足りない、耳も足りない、脳みそも足りない、記憶も足りない。もしかしたらCYNHNがあのステージで表現したかったことの、ほんの一部しか受け止めて消化できていないかもしれません。
そして感想を表現をうまく言葉にできなくて、ただ良かった、感動した、ということしかできないのが悔しいところです。
おわりに
先人のライブレポやnoteを見て、"そうですよね"と深く共感する部分や、"当時の現場はそうだったんのか"という貴重な情報や発見がたくさんありました。
もしCYNHNという名前を聞いて、曲を聞いて、こんなところまでたどり着く人がいるならば、この感想に少しでも得たい情報や共感があると嬉しいです。
特にTwitterでは情報が凄い勢いで埋もれていくために、自力で時系列を遡って情報を探すのが難しかったことを思い出して、自分用メモとして今覚えている情報を記録しておくように意識しました。
始めはライブの感想を書こうとも思っていなかったのですが、偶然ライブ感想のnoteを見て記憶が蘇ってきたこともあり、noteを作ろうと思い立ちました。
受け取り方は人によると思いますし、昔から見てこられた先輩ふぁんずが受けた感動はどれほどのものなのか、想像もつきません。
ただ新参者でも何かを感じさせるほど、CYNHNとは深い深い沼であり、このライブに参加して爆発してしまった初期衝動を残しておきたいと思いました。
まとめることは途中から諦めて、気持ち悪さはできる限り少なくしたつもりでしたが消せませんでした。感想を書いてない曲ももちろん満喫しました。
こんなにネチネチと感想を書けるのは、CYNHNのライブを初めて見たからだと思います。
2回目以降だと、前のライブ比べてどうだったって慣れていくはずですし、何かにハマり始めた時の楽しさや、見るもの全てが明るく見える感覚を持っている時に勢いで感想を書けるタイミングは、今しかありません。
そうは思いますが過去のライブ映像を見ると、どれを見ても最高だと思わせる良さがありました。
このZeppワンマンライブは着実に過去最高を更新してきたCYNHNの通過点であり、そう考えると人数が増えてパワーアップしたこれから先のCYNHNが見せてくれる景色が楽しみでなりません。
なおただの新規の感想ですので、歴史や解釈で間違っていることがあったら申し訳ありません。これからも過去のたくさんの歴史も遡りつつ、新しい歴史を追いたいと思います。
CYNHNと出会えて本当によかったです。
ライブ感想 前のページ
感想① はじめに
感想② セトリがすごい
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