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華やかさのあとのシンプルな良さ

お菓子を作る人の技術があがって、最近のチョコレートやケーキは華やかそのもの。東京にいるとどんどん新しくて面白いお菓子が販売されて、次はそれ?次はそっち?な追いまくられ感がありました。
たしかに新しく出てくるものは今までになかったものが多くて、食べてみたい、見てみたい、と思います。それを手にいれるためには長い行列に並んだりもします。

大半は、並んで良かったと思えるものだけど中には、思ったほどでも…ちょっと話題性だけかな、と思ってしまうものもありました。
人気のあるものは価格も高い。それでも買う人が多い。
東京で楽しむのは、いくらお金があっても足りないよ、と思いながら、これも学ぶための必要経費と都合よく考えるようにして、赤字になりながらも買ってみたりしていました。

年々、クリームが胃にもたれるようになってきて、嗜好が変わったのか甘さも大量には摂れなくなってきて、なんとなくケーキに手がのびなくなってきたところで
和菓子に目が向くようになりました。
和菓子も店によってはけっこう高価格です。でも、少し大きめな豆大福でも200〜300円台て、800円1000円も珍しくなくなってきたケーキを思うと、かなり良心的で手をのばしやすいように感じました。

最初は大福やどら焼きから始まったのが、そのうち羊羹を買うように。
羊羹は1本が高価でも、ぎゅっと詰まっているから薄く切ったり加減しながら長く楽しむことができます。
同じ羊羹でも店でだいぶ味がちがうことにも気がついてきて面白いなと。

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