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第50回小児東洋医学会学術集会

2023年9月17日に行われた小児東洋医学会学術集会にて「自閉スペクトラム症(ASD)に対して湯液治療が奏功したきょうだい例」の発表をしてきました。

日本では、子どもに対して、煎じ薬がほとんど使われていないのですが
臨床では、自閉症の子どもたちにとても効果があります。
(よくある粉薬の漢方薬は「エキス剤」と言います。
韓国ドラマに出てくるような、グツグツ煮出す漢方薬が「煎じ薬」です。)

2022年に韓国より報告されたメタアナリシスでは、
漢方薬を使用した群の方がCARS(小児自閉症評定尺度)が低下したことが
報告されています。

この他にも沢山の論文を読みましたが、
発達障害の治療において漢方薬の可能性をヒシヒシと感じます。

日本ではあまり馴染みがないですが
韓国や中国では当たり前のように漢方や鍼灸が使われています。

どうか諦めないで欲しいのです。
世界は広い。そして、沢山のエビデンスが蓄積されています。

私も一生懸命勉強します。
だから診断がついたとしても
諦めないでほしい。


病気と上手く付き合いながら子どもたちが社会に出た時に
病気がある子もない子も
「自分は自分でいい」と思える世界を作りませんか?

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