フォシーガ10はじめました
最近フォシーガ(飲み薬)を飲みはじめました。
服用した感想や、体調の変化など、経過を書き残してみようと思います。
どなたかの参考になれば幸いです。
なぜクスリが増えたか
まず、久しぶりなのでわたしの持病から。
持病はIgA腎症、腎機能が低下する慢性腎炎です。
かれこれ、11年のお付き合いになります。
クレアチニン数値は2.02mg/dL
eGFR値は29.8mL/分
これが直近の数値です。
この数値だけ見ると、なかなか悪いのかな?と思いますが、
日常生活はいたって普通で、毎日仕事にも行っています。
ただ、日常生活ではいくつか気にするようにしていることはありまして、
・意識して水分を補給する。
・トイレはできるだけ我慢しない。
・高タンパクな食べ物と、塩分の高いものはできるだけ避ける。
など、自分の体のことなので、周りに悟られない程度に気を付けています。
でも、お酒は相変わらず少々飲んでおります。(これに関しては以前投稿していますので、お時間あれば読んでみてください。)
いよいよ、ここから本題に入りますが、
我が主治医は、クレアチニンと尿酸値の数値を主に経過観察しているのですが、(もちろん、ほかの数値も確認はして上で)今まで飲んでいたクスリの量を変えても、数値に思うように反映されず、悪い方に微増を続け、ついにクレアチニンが2.0を超えてしまいました。
また、尿酸値も高い位置で横ばいが続いていることもあり、
「ちょっと試しに使ってみましょう」と提案されたので、断る理由もなく
新しく「フォシーガ」の服用をすることになりました。
フォシーガとはどんなクスリか
フォシーガについてどんな薬か、わたしの知りうる範囲でご説明してみます。
そもそも、糖尿病の治療薬として承認されていたクスリなのですが、2020年に慢性腎臓病(CKD)にも効果があるみたいよということで、腎臓病の治療薬としても承認された、比較的新しいクスリです。
フォシーガの効果は?
そもそも、腎臓は血液中の老廃物を除去し尿をつくる働きをしているのですが、腎臓内で血液の流れを正常にし、腎臓への負担を軽くする働きがあります。
これにより、eGFR値の低下を抑制し、腎機能の低下するスピードを減速させることが期待されるということです。
フォシーガの副反応は?
副反応として最初に上げられるのが「利尿作用」です。
トイレに行く回数が明らかに増えます。
吞み過ぎた次の日くらいといえばわかりやすい?でしょうか。
ほかには、体重の減少ですが、1か月で1~2kgと書かれていますが、これはまだ服用しはじめたばかりなので実感はありません。
また、尿量が増えるので水分補給をこまめにしなければなりません。
これまで以上に水分補給を意識的におこなわなければならず、とくに夏場は注意しなければ、脱水症状を起こしてしまうようです。
わたしの場合、休日で家にいると、ついつい水分補給を忘れてしまうので、家でも毎日使っている水筒で水分補給をしています。
水筒が約800㎖なので、「水筒+α」を1日の目安としています。
3食の食事のときは300㎖のコップ1杯以上のお茶を飲み、それ以外で水筒1本飲み終えれば、1~1.5ℓの水分は補給できるので、私的には充分な量かなと思っています。
服用して変化は?
副反応と重なる部分はありますが、排尿の回数は明らかに増えました。
が、まあ、我慢しなければ、腎臓の負担が減っていると思えば、私的には問題ありません。
そもそも、毎日ビールを飲むことで利尿作用を促していたくらいなので、
逆に飲酒の必要性がなくなったので、お酒の量を減らせるかもしれません。
今のところ減ってはいませんが・・・
気になるクスリの価格
わたしが服用しているのは
フォシーガ錠10㎎
1日1錠
35日分で910点となっていますので
1錠260円程度となります。
1ヶ月30日とすると7,800円
これの3割負担ですので約2,400円
1日78円程度の負担となります。
これ以上は計算しませんが、
今までのクスリ代をプラスしても、
年間のクスリ代が4万円程度
高額医療とまではいかないようで、微妙な値上がり・・・
まあ、これで良い効果が出れば良いのですが。
長く付き合わなければならないIgA腎症ですので、
いまの状態をキープするために、日々意識していますが、
腎臓と気持ちの両方に負担をかけないよう、気楽に楽しく過ごすようにしています。
ストレスが、何より万病の元らしいので。
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。
また、書きたくなったら書きますので、
末永くお付き合いいただければ幸いです。