定年オヤジの下手の横好き趣味日記　#190　ない物ねだり

定年後に大事な4K（関係、健康、小遣い、興味）の中で、今回は関係・興味に関する時間の使い方について紹介します。

ない物ねだり

最近はあまり見かけなくなった気がしますが、昔はデパートなど売り場の前で欲しい物の前で寝転んで「買って、買って」と泣き叫ぶ子供がいました。

大人はさすがにそこまではやりませんが、自分にない物や、人が持ってるものがすごいものに思えて欲しくなることはあります。

しかし、それは本当に自分が必要とするものでしょうか。
「隣の芝生は青い」と言いますが、自分を他人と比較すると、他人の方が優れているように見えてしまうものです。

他人と比較するのではなく、自分を基準に考えましょう。

他人から見たら、あなたは素晴らしいものを持っていて、うらやましがられているかもしれません。

自分自身についてはなかなか見えにくいものです。

家族でお互いのいいところを言い合ってみてもよいでしょうし、あなたを良く知っている元の職場の同僚や、付き合いの長い友人に聞いてみてもよいでしょう。

一方で、本当に必要な物、本当に欲しい物が見つかった場合、それを獲得するためにがんばることは大切です。

私の場合、40年前の初任給で買ったのはCDプレーヤーでしたが、今の若者たちは、欲しい物はスマホやテレビなどを始め、大体の物はすでに手にしており、買いたいものは特にないというケースも多いようです。

車の免許すら持たないという若者も増えているようですが、彼らはデートで車は使わないのでしょうかねぇ。

欲しい物、獲得したいものに向かって努力するハングリー精神は、社会を進める強い力にもなります。

自分自身を見つめ直し、本当に必要な物、欲しい物を確認することは大事です。