2023/2/14 再手術

2/13の午後、黄疸がひどくなり病院に電話で相談。
熱は微熱で痛みも大きくないので慌てなくても大丈夫との事で、明日連れてきてくださいと言われました。

翌日、入院の用意をして受診。夕方にステントを入れ替える手術をするが、状態はかなり悪く、いつガタっとくるか分からない。最後は眠るように、あまり苦しまないようにしてやりたい。何度も手術で本人も辛いだろう、と丁寧にお話ししてくださった。
先月の手術後にも、もうダメかもしれない状態になったけれど、今回は前回よりも頬は痩せこけ、顔色は黄土色、身体の状態も悪い。
便通が良くなり、食欲が戻り、浮腫が引き始めた矢先に、また黄疸とは本当に悔しい。

翌日、2/15に主治医の先生から電話をいただく。手術は上手くいったが、いつどうなるか分からないので、心の準備をしてくださいと言われました。せめて退院して2〜3日だけでもお家で過ごせるようにしましょうとも言ってくださった。
先生も父も完全に諦めています。
私はまだ治るチャンスはあると信じています。

2/16、午前中に看護師さんから電話がありました。とうとうその時が来てしまったのか、と緊張するも、電話の内容は、「尿量が多すぎてパンツ式のオムツでは対応しきれないので、アテントのLサイズと大きい尿パットを持ってきてください」というもので、ホッと一安心です。

スーパーでオムツを買い、病院へ。
今回は死期が近づいているとの判断なのか、面会禁止のはずが、特別扱いとして面会できました。

母は私の顔を見るなり、下瞼を指で下げ、白目を確認させようとします。毎日黄疸の確認をしていたからでしょうか。ちょっと可笑しかったです。
白目の黄疸は消えていたけど、顔色が土気色です。まだ黄疸が残っているのか、それとも他の理由で顔色が悪いのか。心配です。
意識ははっきりしていて、きちんと会話できました。
ご飯はもう食べられると言われたけど、まだ食べる気がしないそうで、点滴をしています。
パンパンだった脚の浮腫はひいていました。

「がんばれる?みんな待ってるからね。」と身体をさすってやると、「がんばらないとアカンから」と頷きます。

昨夜、気分転換に今話題のスラムダンクを観にいきました。最後まで勝つことを諦めない登場人物たちの姿に、私たちの姿が重なり、勇気をもらいました。
勝てないかもしれないけど、最後の1秒まで諦めない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?