親も頑張りすぎないで 1

私、病弱だけどそこそこ体力(根性?)はある。精神的には強い方。

特に年齢を重ねて無理できなくなって来ているので、大抵体力的に無理な事はしないようセーブしている。

ただ、人に言われないと精神的にしんどいという事があんまりわからない。参ったなぁ〜、でもま、いっか。考えても答えがわからない物は悩んだって時間の無駄!美味しいもの食べてガッと寝て今日目の前にある事だけやろう。

そんな感じなので、ストレスを感じにくいのかもしれない。ストレスは自覚していなくても受けている事に変わりはないらしい。そして心のしんどさを体調不良で自分自身に警告するのが私の体のやり方のようだ。

気晴らししてる?ストレス溜まってない?と周りから良く聞かれる事がある。そんな時は自覚はないがストレスを受けている時なのかもしれない。

しかし私は趣味が多い。カラオケ、手芸、ワイン、香水、読書、映画、ヨガ。サイクリングやゴルフ(打ちっぱなしのみ)などもやっていた事がある。
予算内で、自分の自由時間や家族と離れて動けるかどうかなどの都合に合わせて、できる物をやっている。

当時1番ハマっていたのは1人カラオケ。それがコロナ禍になり行かなくなってしまった。

すると体調に異変が。シンヤが中学の入学式を無事に済ませた後のタイミング。
腹痛。よくある腹痛とは違う、と感じる。なにしろ痛みで冷や汗が止まらず、服がビショビショになる。
うめきながらその時間に診察してくれる所を探す。

ちょっと遠くて、もうすぐ診察時間も終わるが夫に頼んで連れて行ってもらい駆け込み受診。(ご迷惑おかけしました)

その場で腹部エコーをやり、おそらく「胆のう炎」との事。そのまま紹介状をもらって総合病院に入院。
コロナ禍に突入したばかりで手術も必要最低限の時だったからか、点滴で散らしてダメなら切るという事に。結果、散らせたので1週間未満で退院できた。

それ以来禁酒、脂質制限食をしばらく守って自宅内服治療後、職場復帰もした。

入院中、子供達が朝起きられるか、ご飯は?私の入院中の洗濯物は?シンヤは私が送迎しないと通学できないがどうするか?など、駆け込み受診時に考えていたが、これもコロナ禍のおかげで問題なかった。

学校が一斉休校中で自宅学習中だったため、送迎不要、朝も寝坊しても大丈夫だった(まだリモート授業すらできていない初期)。
時期がゴールデンウィークだったのもあり、夫も仕事が休みの日が多めだったので入院中の洗濯物や子供達の食事も何とかしてもらえた。(ご飯は作れないのでまひるを連れて買い物してまひるが作ってくれたようだ)

こんな時、地元でもない、夫婦ともに親戚も昔ながらの友達もいない地域で何かあると核家族だけでどうにかしなければいけないのが人手不足で大変だが、今回はたまたまタイミングが不幸中の幸いで助かった。

病弱だからかもしれないが、精神的な強さはそこそこある私でさえこんな感じなので、皆様も当事者のお子さんだけでなく、親御さん、保護者さんの心身のケアも大切にしていただきたい。

私はその後もこんな事を繰り返しやらかす。

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