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赤井家に注ぐIzのコナンカード赤単奮闘記(赤デッキ考察と立ち回り)

割引あり

はじめまして、Iz(いず)と申します。

毎年冬になるとこたつから動かない主義の私ごとではございますが、先日コナンカードの大型公式大会『探偵マスターズin東京』に参加してきました。

その時に感じた嬉しさと悔しさ、そして何より楽しさが忘れられず、私の赤デッキへの愛情を届けたくて人生初のnote記事を執筆します。

普段文字を書くことに慣れていないため、冬の定番ホットアイマスクでもつけながら、温かい目で見守っていただけますと幸いです。
(01~03章は前菜につき、デッキ構築に興味のある方は04章からどうぞ)



01.自己紹介

僭越ではございますが、まずは簡単に自己紹介させてください。
2024年の4月までモバイル型のカードゲームでゆるゆると遊んでいたところ、突如サービス終了案内を受けて強制的に趣味を失ってしまいました。
そんな矢先、大好きな名探偵コナンのカードゲームがリリースされることになり、誰よりも早く飛びついた人間でございます。

当然、発売日に全力でカドショを巡りましたよね。

ちなみに今日に至るまで実績はこんな感じ。

・チャレンジ戦優勝:14回
 
※8月1回/9月2回/10月2回/11月2回/12月4回/1月3回
 (参加回数を数えたらちょうど50回でチャレンジしまくりでした)
・探偵杯 File.2 ベスト8(32人規模)
 ※んが様(@Nanmonainoguchi)主催の非公認大会
・指名手杯 File.6:4位(32人規模)
 ※コナンカードを楽しむ犯人様(@conan39tcg)主催の非公認大会
・指名手杯 File9:3位(64人規模)
 ※コナンカードを楽しむ犯人様(@conan39tcg)主催の非公認大会
・探偵マスターズ:11位(128人規模)
 
※5勝2敗で最終戦敗北により色別1位を逃しました、残念無念。

※2024/01/31(金) 現在時点

とまあ、イベントに参加する以上は勝ちには拘りたいですが、それ以上に対面でワイワイと盛り上がりながら遊ぶカードゲームの楽しさにハマったというのが、今日までコナンカードを続けてきた本当の理由(本音)です。

(試合中は真剣過ぎて目が笑ってないと言われることもたまにありますが、それはそれで打ち上げ飲み会のネタになるのでご愛敬)

怪盗キ◯ド(変装中)と犯人に会えて喜ぶカードゲーマーの図
(怪盗役:しょとり氏@tori_pcg)
(犯人:コナンカードを楽しむ犯人@conan39tcg)
毛利探偵(兼:お笑い芸人)と犯人と決めポーズをするカードゲーマーの図
(お笑い芸人:キングマン中山信一様@shinshinshimn)

02.私が赤デッキを握る理由

私はコナンカードのリリース当時(2024年05月)から色々なデッキを触りながらも、やっぱり赤色デッキが最も好きな人間です。
(毎月必ず1回は赤色デッキでチャレンジ戦に出場してますし、2025年01月チャレンジ戦はプロモーションカードが世良ちゃんということもあり、死に物狂いで各会場を赤デッキで駆け巡りました)

では、なぜそこまで赤色デッキにこだわるのか。
理由は以下の3点になります。

1)赤井秀一の顔が好き
2)赤井秀一の性格が好き
3)赤井秀一の服装が好き

出典:赤井秀一のすゝめ
(この日のnoteのため?の1弾開封時の写真)

以上となります。異論は認めません。

なお、参考までに、私が探偵マスターズ応募の際に提出した、好きなキャラとその理由を載せておきますので是非ご一読ください。

03.コナンカード3弾環境考察

前置きが長くなりましたね。
ここからちゃんとコナンカードの話をします。

まずは、結局コナンカードの第3弾環境ってどうなの?って話です。

「明らかに◯色が強い」という話を聞くこともありますが、個人的には他のカードゲームに比べ、コナンカード第3弾はどの色を使ってもプレイ練度でチャレンジ戦を優勝できる比較的良環境だと思っています。
(私個人では12月含め、3弾で白緑・青色・赤色でチャレ戦優勝)

そして、3弾内におけるデッキ特性としてはざっくり、こんな感じ。

・アグロ/ワンショット寄りの白色・赤色
 (雑要約:攻めっ気の強い・または1ターンで決めきるデッキ)
・ビートダウン主軸の青色・黄色
 
(雑要約:有能な8コストたちで盤面制圧にかかるデッキ)
・コントロール性能に長けた緑色・黒色
 (雑要約:ゆっ~くり消耗戦を仕掛けるデッキ)

各色の詳細とか、相性表とか、Tier表とか、興味のある方もいらっしゃるかとは思いますが、私はそれぞれが自分の好きなキャラカードを使って楽しく遊ぶことができれば、それが一番と考えている人種ですのでこの辺りは割愛します(相性とかは先人達のデッキ構築noteで触れてくださってますし)。

愛情があればどのデッキを使っても勝てます。

以上。

(「割愛」というパワーワードを用いることで、この章は少しだけ楽させてもらいますよ・・・これが私のやり方です)

04.赤色デッキレシピとその特徴

世界のコナンカード赤色デッキ使いの皆さん、お待たせしました!
ようやく本題の、デッキレシピ編に入っていこうと思います!!!

先ほど、赤色は「アグロ/ワンショット寄り」とお伝えしましたが、半分は本当で半分は嘘です。

というのも皆さまお気づきの通り、3弾における赤色は、様々な効果を保有するカードプールにより、各色の中でも最もデッキタイプが多いです。
そのため構築を柔軟に変えることで、様々なコンセプトを生み出せます。

カードゲームにおいて最も大事なことは、
それぞれのデッキタイプの特徴を知り、その強みを最大限に生かすための立ち回りができるか否か(=愛情)だと考えています。

そこで、以下では赤デッキの大まかなデッキタイプと、私の考えるそれぞれの構築特徴・強み・弱みをまとめていきます。
(「私の考える」保険に加入したので、もう一度目を温めて下さい)

デッキタイプ①:ワンショット(OTK=ワンターンキル)
【デッキサンプル】

参考)ウィル@will_conan_tcg様アプリを使用

デッキ特徴(ゲームメイク):
ワンショットパーツをそろえて、1ターンで証拠をかき集めて勝つ
強み:
・カードパーツが揃ったときは一気に証拠を集められる(後4File8で盤面0から最大5打点)
・アクティブキャラ(相手のブロック)を無視して無慈悲に事件解決できる(7迅速7沖矢6メアリー5BANG4ブレットコンボなど)
弱み:
・事件解決までに必要なカードパーツ要求値が高い(特に大型大会のような連戦時においては毎試合での最大打点の再現性が低い)
・盤面制圧力が低く、コンボパーツが揃わなかった際は消耗戦で負けやすい(試合持続力が低い)

デッキタイプ②:コントロール(≒ビートダウン)
【デッキサンプル】

参考)ウィル@will_conan_tcg様アプリを使用

デッキ特徴(ゲームメイク):
盤面を制し、消耗戦を通じて1枚ずつ確実に証拠を集める
強み:
・盤面で制するゲームプランが明確であり、扱いやすい
・デッキ性質上、安定感があり、毎回で同じ試合運びをしやすい
 =大型大会のような連戦に向いている
弱み:
・青色や黄白といった同じ型のデッキと比べると盤面を広げるカードに乏しく、消耗戦で負けやすい
・長期戦になりやすく、集中力と練度が必要となる(勝つべくして勝つし、負けるべくして負ける)

デッキタイプ③:ハンデス

参考)ウィル@will_conan_tcg様アプリを使用

【デッキサンプル】

デッキ特徴(ゲームメイク):
手札枯渇を通じて、相手のゲームプランや盤面を崩しながら証拠を集める
強み:
・相手の手札カットにより、リソース枯渇によるOTKコンボ不発やコントロール合戦の消耗戦負けを誘発しやすい
・盤面不利に縛られず、逆転勝利のゲームを実現できる可能性がある
弱み:
・相手のヒラメキワンドローでハンデスが崩されてしまう
・相手盤面有利の場合、ネクストヒントで手札数の供給されてしまう

デッキタイプ④:ミッドレンジ

【探偵マスターズ持ち込みデッキ】

参考)ウィル@will_conan_tcg様アプリを使用

ミッドレンジとは:
中盤のゲーム状況でアドバンテージ(有利状況)を確保し、証拠圧をかけながら勝利を目指すデッキタイプ
デッキ特徴(ゲームメイク):
(06章にて詳細を後述)
強み:
(06章にて詳細を後述)
弱み:
(06章にて詳細を後述)

05.赤ミッドレンジデッキ採用の背景

私は探偵マスターズ参加にあたり、前章のそれぞれのデッキタイプを一通り試して各色デッキと対戦し、強みと弱みを一定理解したうえで、最終的にはミッドレンジ型のデッキを持ち込みを決意しました。

これからデッキ持ち込みに至るまでの思考回路とその結末を説明します。

【私の探偵マスターズ想定とその結果】

前提0)思想信条に従い赤デッキ使います

「「「異論は認めません」」」


前提1)1回戦~3回戦の予想

様々な色およびタイプ(アグロ/ミッドレンジ/コントロール等)のデッキが乱立するため、全てのタイプに対する完全な対策を用意することが難しい。であれば、どのタイプにも比較的柔軟な対応が可能であるミッドレンジ型が適任であると判断。
(各デッキに対する正しい理解があればプレイング練度で勝てる想定)

(3つの選択肢があると人間は真ん中を選んでしまうらしい・・・「ゴルディロックス効果」)

⇒ 結果:1回戦 & 2回戦 ともに理想のムーブで勝ち!
 そして3回戦・・・練度の高い青色(ブロック2位/青色1位の方)に負け

(3回戦終了後の私のメンタルイメージ)
私はもう、ダメかもしれない・・・
崖っぷち。それでも、頑張るしかないんだ・・・・


前提2)4回戦~7回戦の予想

大阪の探偵マスターズの結果から、上位卓には白単および赤単が大多数を占めると予想。白と赤どちらともアグロ性能に長け、同様の構成を持ち込んでも、ミラー対決で先行と後攻の優位差によって敗北する可能性あり。
であれば、「証拠を集める力」に長けたデッキ(赤だと6メアリー型)よりも、「証拠を刈り取る力」(相手にワンショットを決めさない/展開を逆転させる力)に長けた6世良型が適任であると判断。

この先は、白色と赤色のデッキのみ・・・
これならやれるはず・・・・

⇒ 結果:4回戦(vs黄白)勝ち、5回戦(vs白色)勝ち、6回戦(vs白色)勝ち。
どうやら5-1で勝ち進んでいる赤デッキ使いは私含めてブロック3名。勝負の7回戦目へ。

ラスト1戦。絶対に落とすわけにわはいかない。

何回も定石の反復練習はした。白だろうと赤だろうと確実に勝てる・・・!!


(試合前の自信に満ち溢れた私の表情)

で、まさかの黄白に遭遇(ブロック3位/黄白1位の方)し、動揺のまま、負け。
5-2にて色別1位を逃してゲームセット!!

(想定を外して思わず横転)

とまあ、想定をきちんと外して苦手対面(青色/黄白)ではきちんと負けたものの、このミッドレンジ構築は3弾環境を席巻する、いや、していたらしい?対白&対赤相手にはきちんと強いです。

探偵マスターズ全体の総括(言い訳)をするならば、

……以上(涙)

補足ですが、本構築を持ち込んだ2025年01月チャレンジ戦では3/3で優勝をし、ちゃんと11回連続勝利を果たしています。
ちゃんと用法用量を守れば勝てます。

ということで、次の章では、
【赤色ミッドレンジ構築デッキ】について

(1) 前提知識1:ミッドレンジとは
(2) 前提知識2:
強い」カード全色解説
 ~全カード紹介と強い理由の説明~
(3) 赤ミッドレンジ構築と採用理由
(4) 対面での立ち回り
(5)苦手な相性

を解説していこうと思います。
赤デッキの世界へようこそ!!!

赤井家万歳!赤井家万歳!!

と言いたいところですが、ちょっとSTOP。

ここからは身銭を切ってでも、赤デッキの理解を深めたい、他デッキに対する立ち回りを知りたい、もしくは赤井家への愛情を深めたいという狂信者のみご入場を許可します(訳:ここから先は有料記事となります)

なぜ有料なのか。なぜ値段設定「300」なのか。勘のいい名探偵であれば、気がついたでしょう。そうです。

こちらで頂く寄付金は全て、サイン版またはレンガ版の赤井秀一パートナーカードを意地でもパック自引したい私の推し活経費となります。
※2025年01月末現時点で、私は3弾BOXにおけるサイン/レンガ/コミパラはおろか、SRPすら自引き出来ておりません。

私の思想信条が伴う誓いとなりますので、ご理解いただいた方のみ、以下に続く5000文字の赤単獄門へご入場下さい👹

(まずはここまでお読み頂いた皆様に心より感謝申し上げます。まさか書き始めてデッキ構築解説に入るまでに5000文字も要するとは思いませんでした。有難うございます!是非読んだあとは感想お待ちしています!!)

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