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#132 J1リーグ前半終了。昇格チームの躍進

皆さんこんにちは。
サッカー、旅行、読書、Voicy好きのコウチャンマンです。
今回も記事に辿り着いていただき、ありがとうございます。
日々の気付きから、私の学校現場での経験や教育行政という立場から学校を見てきた経験を皆さんのお役に立てたらと思い、記事にしております。

至る所でサッカーが盛り上がっていますね。
EURO2024、コパ・アメリカ、そしてJリーグとサッカーファンなら寝る暇がないでしょう。
私はというと、忙しすぎて新聞やネットニュース、その他のもの何も見ていなかったためすっかり忘れていました。
サッカー現場を離れるとここまで忘れるようになってしまうのかと・・・。
一昔前では想像できない状態です。

今回は隙間時間ができたので、サッカーのニュースをいくつか確認しました。
そこで、J1リーグに注目します。
町田ゼルビアが首位で前半戦は折り返しました。
昇格チームが首位折り返しは初めてではないですかね。

さて、この強さは本物なのか。
あるニュース記事に次のような記録があった。

  • 1試合平均パス数=20位

  • パス成功率=19位

  • 平均ボール支配率=19位

  • 1試合1対1勝利数=1位

  • 1試合平均空中戦勝利数=2位

  • シュート決定率=2位

この数値を見れば町田ゼルビアがどのような戦い方をしているのかは分かりますね。
1対1を強化し、ボールを奪う。
奪ったボールはできる限り早く相手のゴール前に運ぶ、すなわちロングボールを放り込むということでしょう。
競り合いに勝ち、こぼれ球を拾い、手数を少なくしてシュートを打つ。
ロングボールの処理は簡単ではないため、どこにボールがこぼれるか予想がつきません。
その隙をついて、相手ゴール近くでシュートができれば決定率も自然と上がります。
丁寧に崩してボールを運べば、相手選手もどのようにシュートを打ってくるのか予想がつくので、実は決定率が上がらないわけです。
さらには、ロングスローも多用するのもゼルビアの特徴の1つでしょう。
オフサイドが適用されませんから、相手ゴールの近くでプレーがしやすい。
そして、相手も自陣では気軽にクリアしてボールを外に出せなくなるため、相手ゴール近くで守備をすることができます。

こんな感じで恐らくゼルビアのペースで前半戦は進められたのでしょう。

そこでよく聞く声が、
「放り込んでいてばかりで面白くない。」
「日本サッカーの成長につながらない。」
といった、批判です。

私は、この批判に対して、的外れだと指摘したいです。
町田ゼルビアはプロサッカーチームです。
求められていることは「勝利」です。
今いるメンバーで勝つために戦術を考え、戦略を立てていきます。
今のJリーグで勝つためにどうすれば良いかを考えた時に出た結果だったのでしょう。

もし、批判するのであれば、今の町田ゼルビアのサッカーに対抗して、勝利をすれば良いのです。
実は私もロングボールを放り込む戦術はとったことは一度もありません。
そして、放り込むチームが上位大会に進出したときも、周りの指導者はひはんしていましたが、私は批判したことは一度もありません。
なぜなら、放り込むチームにも勝てば良いわけですから。
だから、私は、次のように考えました。
「相手はボールを持ったら放り込んでくるから、ボールを持たせなければいいんだよね」
圧倒的にポゼッションして、相手にボールを持たせなかった結果、危なげなく勝ちました。

勝たずして批判するのは間違っていると思うのですが、どうでしょうか。
現に日本代表もアジア大会では、放り込んでくる中東の国に負けました。
これからのW杯予選でも中東のチームは同じような戦術をとってくるでしょう。
このまま町田ゼルビアに勝てるチームが出てこないと、日本代表も中東のチームに勝てるとは言えなくなるのではないでしょうか。
ヨーロッパの強豪国に勝利をすることができるようになってきましたが、W杯に出場できなければ意味がありません。
そういう意味で、町田ゼルビアに勝てるチームがいないと、日本代表のW杯出場も怪しくなってくるとも言えます。

だから様々な戦術を取るチームが出てくることは、尊重すべきだと思うのです。
日本代表の昔からの課題がJリーグでも出てきたということは、むしろ喜ばしいことです。
町田ゼルビアに勝てるようになってきたら、黒田監督も考えますよ。
優秀な監督ですから。
青森山田も昔から放り込むチームではなかったですからね。

ということで、ようやく多様なチームが出てきたJリーグとなり、面白くなってきたなと感じます。
これは学校の教室にも同じことが言えますよ。
教員が考えている生徒像に当てはまらない生徒が出てきたとしても、それは学校及び生徒の成長に必要なことなのです。

どこかで町田ゼルビアの試合を見に行ってみようかなと思います。
日本代表の発展にはJリーグの発展は欠かせません!


最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さんにとって何か気づきがあれば嬉しいです。
それではまた次の記事で!

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