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好きなものを言えますか?

好きなものは何?
改めて聞かれて戸惑う。
大人になってから好きなもの意識したことあったかな?

小さい時はたくさんあった。
可愛い色。ピンク。黄色。
可愛いキャラクター。キティちゃん。
キキララ も好きだったな。
食べ物。メロン。みかん。
キラキラ大好き。
お金も大好き。
宝石も大好き。
ジャラジャラしたい‼︎

大人になってから好きなもの何?
と聞かれた時に素直に言えてない自分がいた。
変に思われないかな?
無難な答え言っておこうかな。
変な子と思われて嫌われたくない。
そう。みんなと同じ!
これで嫌われない。

そうしてどんどん自分の好きなものと
人に話す好きなものの乖離が起きて
私というものがぶれてきていた。

段々好きなものがわからなくなる。
なんでもいいや。
何でも好き。
どれでもいいよ。
みんなと同じ。

私はどこいった?
私はどうした?
私ってなに?

自分という存在意義についても考えない。
自分が今ここにいることもわからなくなる。

感覚が麻痺してくる。
自分がいる感覚がない。

子供が産まれて
子供に自我が芽生えて
好きなもの嫌いなもの
多く教えてくれるようになってきた。
お母さんの好きなものなあに?
聞かれてハッとする。

私の好きなもの?
なんだろう?
なんだろう?
なんだろう?

『あなただよ』

なんて言ってみるけど
子供が聞きたいのはそういうことじゃなく
単純に『母親の好きなもの』

答えられない自分が情けなくて
答えられない自分が可哀想で
心で泣いてしまった。

少しずつでいい。
私の好きなもの。
私の好きなこと。
思い出していこう。

忘れているだけ。
思い出せばいい。

少しずつ。
少しずつ。。。

私を取り戻していこう。
みんなと同じじゃなくても大丈夫。
みんな違うんだから。
私は私なんだから。

子供は正直の塊です。

ラン活に行きました。
えっ、コレにするの?っていうくらいハデでゴテゴテなランドセルをチョイスしてきた我が子。
親としてはシンプルなもので飽きずに高学年までしっかり使ってほしいぞ〜〜!!!
なんて思ってしまうのです。

子供はそんなことはお構いなし。
今の自分の好きなものをチョイスする、
高学年に飽きるとか考えない。
だってコレが好きなんだもん。
コレが気に入ったんだもん。
コレがかわいいんだもん。

だからいいでしょ?コレで♡
うーん。そうね。
まだ時間はあるから色々見てみようね!
と今回は即買いはしなかったけど
きっとこれに近しいものになるのでしょう。


大人だって子供の素直な『好き』という気持ちでいていいんだよ。
大人だって『好き』に貪欲でいいんだよ。
恥ずかしければ人に言わなくていいよ。
自分だけ知っていればいい。

そうやって好きなものを思い出した先に
もっと豊かな私と出会える気がします。


久しぶりにたくさん折り紙をしました。
こうして作品が出来上がると心が温かくなる。
作品作りは私の好きなこと。
一つ思い出せた。


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