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#26 自分を見つめ直す方法のひとつとしての占い
はじめにお断りしておきます。
この記事は「未来を占いに託せ」という内容ではありません。
私たちは、何かで迷ったり、悩んだりしたとき、自分自身について考える機会があると思います。
ひとりでは充分に向き合えないとき、占いを用いてみるのもひとつの手だと考えています。
今回は占いに関する私の考えをまとめました。
*占いと表記していますが、占いを含むスピリチュアル系のもの全般を意味します。
1.占いはインチキか
占いをインチキだと考える方は少なくありません。
その理由は、
・一般的な悩みをそれっぽく言っているだけ
・占いに傾倒しすぎて、人生を狂わせた人がいる
などの考えがあるからだと推測します。
残念ながら私も、取り止めのない会話や、啓発本に書いてあるような内容を話され、それなりの額を取られたことがあります。
また、傾倒しすぎて財産を失ったり、家族がバラバラになってしまった方もいます。
このような事実があるから、占いは信じるものではないと考える人がいてもおかしくはないと思います。
2.占いの役割と活用法
ⅰ.役割
私は、占い=予言とは思っていません。
占いは、人生を道に例えたとき、その道を歩いているときに目にする、標識みたいなものだと思っています。それがなくても大丈夫かもしれないけど、あったら自分の進行方向の確認ができて、確信をもてたり、引き返したりできる、そんな認識です。
あくまでも道を選び、進むのは自分自身。そして、時々その方向性を確認するために活用するものが占いで、カウンセリング的な役割があると考えます。
ⅱ.自分を知るツールとしての活用
占いをしようと思うときは、悩んでいるときや、方向転換を考えているときが大半です。そんなときは、自分と向き合うタイミングだと考えています。
本来の自分について考えるとき、なかなか客観的に自分自身を見つめることはできません。周りの親しい人たちに聞いても、もともとの関係性があり、相手のフィルターを通して見える部分の答えしか返ってきません。
そんなとき、客観的な意見をくれるのが占いです。普段気にかけていないことや、苦手と思っていたことが実はそうでもないということを教えてくれます。
ⅲ.自分の考えや意志の後押しとしての活用
自分はこうしたいと思っても、本当にそっちに進んでいいのかなと迷うことがありますし、直面している現実が、自分の意志に反していることもあります。
自分で原因や解決策を探ろうとしても、過去の経験や、そこで培われた固定概念などが邪魔をして、無意識に核心について考えることを避けてしまいがちです。
そんなとき、占いで「〇〇みたいなことはあったか」と聞かれると、必ず自分の行動や周囲の出来事、特にそのとき自分が問題だと感じていることについて考えます。問いかけられることで、否が応でも考える機会になりますす。
占い師に聞かれた事を答えているうちに、状況や考えが整理できたり、自分では思いがけない内容を言われ、新しい突破口が見つかることもあります。
3.占ってもらう人は慎重に選びましょう
占い師も玉石混交です。親身になってくれる方もいれば、お金儲け目的の方もいますので、慎重に選びましょう。
たとえば、ブログでもYouTubeでも同じジャンルの人たちが何人もいますよね。それでもあなたがお気に入り登録している方は限られていると思います。それは、そのブロガーやユーチューバーがあなたの考えや感覚に合っているからに他なりません。
占い師も同じです。いろんな種類の占いがあり、それぞれの占い師は星の数ほどいます。その中であなたの感覚にあった方を見つけられたら、より効果的に活用できるでしょう。
ⅰ.いい占い師とは
もちろん、親身になってくれる人が一番ですが、何よりも人としてあなたとの相性が大事だと思います。ここでいういい相性とは、「この人の言葉はすんなり入ってくる」と思えるかどうかということです。
先にもお伝えしましたが、占いはカウンセリング的要素を持っています。
自分にとって都合が悪いことを言われても聞く耳が持てる相手を選びましょう。
すぐに何かを売ろうとする占い師は要注意です。
もちろん、あなたが気に入って購入するのなら構わないのですが、あなたが戸惑うようなタイミングで、購入を強く勧められたら、警戒したほうがいいと思います。
ⅱ.探す方法
ピンと感じた人
自分の直感に自信があれば、これに限ると思います。写真や実物を見て「なんとなくこの人!」と感じた人を選ぶだけです。
私は、この方法をとっています。顔写真や実物を見て選んだときはハズレたと思ったことはありませんが、写真がなくて、プロフィール文だけで決めたときは、その方とのセッションは微妙だなと思いました。
YouTubeで見つける
自粛期間中、たくさんの占い師の方々がYouTubeに参入しました。キャラクターも、占い方法もいろんな方がいます。
一対一のセッションではないので、ドンピシャではないかもしれませんが、参考になります。YouTubeで気になった方、好感を持った方の個人セッションを申し込むという方法もあります。
4.ドンピシャであったった経験(小話)
占い≠予言だと思っていますが、ピンポイントで当たったことがありましたので、ご紹介させていただきます。
ⅰ.その年の12月の変化
転職後、やっとその職場で一人前になってきたかなと思っていたある年の初夏、旅行先の台湾で占ってもらいました。
仕事について聞いたところ、「今年の12月に変わります」と言われました。退職する予定もなく、「転職をするということですか」と聞いたところ「今の病院での仕事が変わる」と言われました。
小さな院内での異動先は限られていて、それらは私の興味のない分野だったので、異動するなら辞めることを選択するだろうと思っていました。
ですからその時は、「まぁ、占いだからね。全然関係ないことも言われるよね」と思っていました。
月日は経ち、遅い時期にとった夏休みでリフレッシュした後の初出勤日。上司に「仕事が終わったら話がある」と言われ、何かしでかしたのではないかと、ビクビクしながら仕事を終えると、看護部に呼ばれ、来月(12月)から副主任になるようにという辞令を受けました。
これは私にとって心底「青天の霹靂」でした。なぜなら、仕事ができる先輩たちが他にいたので、自分にその矛先が向くとは全く考えていなかったからです。
まぁ、大人の事情がいろいろ重なっての人事ではあったのですが。
その辞令を受けてから、ふと占いのことを思い出しました。「その年の12月、同じ職場で仕事の内容が変わる…」まさにその通りになったということに気付いて、文字通り、震えました。
ⅱ.秋にくる助っ人
仕事に嫌気を感じつつも、まだ辞めるタイミングではないと強く感じていた頃、仕事について占ってもらったことがあります。
そのときは「今は辞める時期ではなくて、10〜11月頃に男性、もしくはボーイッシュな女性がきてあなたを助けてくれて楽になる」と言われました。
いろいろな思いを抱えながらも、仕事を続けていたら、その時期にベリーショートのサバサバした経験豊富な上司が就任し、いろいろな意味で助けていただきました。
こんなこともあるんだなと、驚いた二つの経験でした。
まとめ
占いは、自分自身と向き合うためのツールのひとつとして活用すると、自分では触れられない核心に迫ることができたり、客観的な意見が得られて効果的です。
より効果を上げるために、カウンセリング同様に、自分が信頼できる相手とセッションすることが大切です。