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#39 コツコツ続けて習慣化し、できること・自信・信用をためていこう
仕事を習得するためにはある程度時間がかかります。初めはできないことも多いので、怒られることも多く感じてしまうでしょう。
それでも、できることを増やして自信をもち、周りからも信頼される方法について、まとめました。
1.できること見つけよう
今の時点で、あなたができることを探してましょう。立派なことではなくていいんです。「誰にでもできるし、やったほうがいいけど、みんなはやっていないこと」をひとつ見つけて、それを毎回やっていきましょう。
例えば、「受け持ち患者さんの周辺環境を、誰よりも整えて次の勤務者へ引き継ぐ」と決めたら、各勤務で絶対にそうするのです。
2.毎日続けよう
見つけたことをコツコツと毎日実践していきましょう。一つのことを習慣化するには最低でも21日間かかると言われます。始めは、忘れそうになるかもしれません。それを防ぐために、忘れない工夫をしたり、時間配分を考える必要があるでしょう。
何も考えなくても、当たり前にできるようになるまずっと続けましょう。
3.習慣化することで得られること
ⅰ.自信
毎日続けることで、「他の人がやっていないことを気づいてやっている自分」「続けている自分」に自信や誇りを持つことができます。
習慣化するにも時間がかかりますので、ひとつのことが習慣化される頃には多少の時間は経過しています。その間に、あなたはさらに、新しい一般業務を習得しているでしょう。
ひとつのことが習慣化できたら、また新たなものを見つけ、コツコツと続けましょう。
これを繰り返すと、徐々に習得した一般業務に加えて、習慣化して身につけたものが増えていきます。業務はみんながある程度同じように覚えていくことですが、それ以外の部分はあなたの意識で付加できるものです。
その習慣の積み重ねの全てが、あなたの優位性(特性)になり、自信につながります。
ⅱ.周りからの信頼
始めは、あなたの行いに誰も気づかないでしょう。でも、毎回続けることで、少しずつ気づく人が出てきます。それは上司や先輩ではないかもしれません。患者さんや家族、同期かもしれません。
終業時の環境整備を例にげると、「いつもあなたの勤務の後は、ベッド周りが綺麗になってる」ということが、周囲の方たちに徐々に認識されるようになります。
これは、あなたという人が、言われたことをやるだけとか、最低限の業務をやってよしとしている人ではなく、自分で仕事を見つけ、実践することができる人ということを証明しています。
周囲は、あなたのことを、自分で問題や仕事をみつけ実践する人、受け身ではない人、考えて行動できる人だと認識し、信頼するようになります。
自信と信頼は、働く上であなたを必ず助けてくれるものです。ただ、一朝一夕で手に入るものではなく、時間をかけて手に入れていくものなので、焦らず、長い目で見ていく必要があります。
まとめ
できることが少なくても、自分ができることを見つけ、毎日実践しましょう。そうすることで、自信に繋がるし、周囲から信頼されるようになります。