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看護学生時代のお話。看護学生と、その身近にいる方へ


伝えたい

私は以前、3年制の看護専門学校に通っていました。今思い出すだけでも、よく耐え抜いたと思います。

このブログを読む事で
今頑張っている方には、気持ちを楽にして欲しい。
身近に看護学生のいる皆様には、とにかく優しく接して頂きたく私の看護学生生活を参考になればと書きました。
前提ですが、看護学校や学生全員がこうではありません。あくまで私が通っていた学校です。


1日のスケジュール(過酷な日)

1:30   起床・夜食☀️
1:45   記録✏️
5:30   朝食・出発準備
6:30   出発
19:15  帰宅
19:30  夕食・風呂🛀
20:00  記録✏️
23:00  就寝⭐️

眠たい

スケジュールを見ていただくと睡眠時間は2時間30分です。
私が学生時代の時、頭の中は「眠たい寝たい」でした。実習がない時期でも、

  • 1ヶ月毎日テスト

  • グループワークと技術練習で居残り

  • 課題

など常に多重課題を強いられていてなかなかゆっくり休めません。
そして余裕がなくなり心はすさんでいきます。

同世代と比べる

SNSを見ると、友達はみんな、、、。

  • おしゃれしてて

  • お出かけしてて

  • オールとかしちゃって(私たちとは別の意味で)

  • 暇とか呟いてて

  • 彼氏と幸せそうで

看護学校に入る選択をしたのは自分なのは分かっているんです。
当時はコロナ禍で医療者の一員として学校から行動制限(黙食・外食禁止・バイト禁止)を強いられていました。
私たち、人のために頑張ってて、こんなしんどい思いしてるのに、自分の自由はなくて、この差はなんだろうか??
と、仕方ないと思いつつぼやきが止まらなかったです。

誰か褒めて、忙しいアピール

友達や彼氏に言っても、この辛さは理解してもらえないです。
それでも、「そうだよね、しんどいよね、頑張ってるね、偉いね」って誰かに言って欲しかったんです。
ですが実際は、
「それは自分で決めた事でしょ、自分だって忙しいけど、だったら辞めればいいじゃん」
など正論で返されます。言われる度にかなり落ち込みました🤫

友人との会話でも、些細な事でイラッとする事も増えました。相手は悪くないのに。
きらきらした日々を過ごしてる人を見るのが辛くて、大好きだった友人と距離を置くこともありました。
自分だって、看護学生の友人・患者様と充実した毎日を過ごしていたのに。当時は気づけなかったです。

結局、自分の機嫌は自分で取るしかないです。
ご自身の事をめいいっぱい褒めてあげてください。

引き返せない

同級生は10人以上が退学しました。
「もうここまで来たら引き返せない」と言う気持ちになり、私は辞める事が怖かったです。
私の友人は、両親への申し訳なさや奨学金で辞められないと言っていました。
退学した友達は、みんなすごく幸せそうです。
当時、勇気を持ち辞めた友達をすごく尊敬しているし心から応援しています。

社会の生き抜き方

ほとんどの先生方は副師長・師長クラスの方でした。(いわゆるベテラン)
気が強いのはもちろんですが、何故か全員キャラが濃い。
先生に目をつけられると退学を勧められたりや単位が貰えないなど看護師人生に支障が生じます。
私は学生の時に、愛嬌は実力のうちだと学ぶ事ができました。

絆はほんもの

看護学生は限界の中みんなで努力してます。
寝れない夜も、怒られた日も、理不尽な事を強いられてきた毎日も、3年間みんなで乗り越えてきたため強い絆があります。
私としては、友達というより戦友だと思っているし
今みんなが各々の場所で頑張っているだけで自分も頑張れます。

結局

看護学生としての3年間は濃くてかけがえのないものです。友人や患者様との出会い、遊びたい盛りの次期に勉強に全てを捧げた事、沢山の青春を過ごさせていただきました。
看護学校に入った事は後悔していません。
でも、人生やり直すとしたら、看護学校には行かないというのが正直な気持ちです。

頑張っている皆様へ

私は、頑張っている方を心の底から応援しています。なかなか理解して貰えない事も多いかと思いますが、
あなた様が思っている以上に
頑張れると言う事は素晴らしく誰もができる事ではないと思います。
でも、しんどかったら離れてもいいと思います。
逃げと、自分自身を守る事は別です。ご自分の事を1番大切にしてください!
皆様が幸せでいれますよう心から願っております。

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