平成30年度 問1 解答作成方法解説と解答例

設問

図1は、世界5か国の年間平均降水量(*注1)を示したものである。図2、図3は、それらの国の水資源量(*注2)と、水資源量のうち実際に使用した水の量である水資源使用量を示したものである。図4、図5は、それらの国の国土面積と人口に関する資料である。また、図6は、安全な飲料水を手に入れられる(*注3)人の割合を示したものである。これらの図をもとに、次の間1と問2に答えなさい。

*注1  降水量:単位面積あたりに降った雨が、どこにも去らずにその場所にたまったと考えた時の水の深さ。

*注2  水資源量:降水量の総量(特定の面積あたりに降った水の総量)から蒸発散量(地面や水面からの蒸発量と植物の蒸散量を合わせた値)を引いた値。実際にはこの水の全てが利用できるわけではなく、各国の事情によって使用している量は大きく異なる。

*注3  安全な飲料水を手に入れられる:自宅から 30分以内の範囲で、汚染されていない飲み水が得られる状態をさす。

問1 図1〜4から、他国と比較した日本の水資源量の特徴を説明したうえで、図5から、水資源量を国民1人あたりに換算した場合の現在の日本の特徴と、今後予測される変化について、200~240字で説明しなさい。

攻略法(共通)


  1. まずは設問を完全に理解

  2. しっかりと資料から重要なポイントを読み取り抽出して箇条書きにする(正しい分析・考察)

  3. その箇条書きの点をつないで(根拠の明確化)線にし、洞察を加えて面にして議論を構築(意見の的確な表現)

  4. 設定された字数内に落とし込む(論理的文章の構成)


ステップ1 設問を完全に理解する

問1   図1〜4から、他国と比較した日本の水資源量の特徴を説明したうえで、図5から、水資源量を国民1人あたりに換算した場合の現在の日本の特徴と、今後予測される変化について、200~240字で説明しなさい。

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