今だからこそ握りたい【黄マム】のすすめ
読んでいただいてありがとうございます。
てぃみおです。
黄色が好きで有料・無料併せて黄色関連のnoteを2つ書いています。
【無料】4.5弾環境 大怪獣バトルカタクリ
フラッグシップでのコビーゲット率75%
【現在無料】大怪獣エネルデッキ
2次CS店舗予選、開催2日目で全勝突破。
現在の主流といえば黄色単色ならエネルが代表的なリーダー。やや紫ルフィにはつらいものの、エネル含めて他のデッキには勝率が上がるカタクリが使われるリーダーかと思います。
しかし、今回提案したいのは「黄マム」です。
なぜ、黄マムが強いかって?
黄マムは「ライフ3以下になったら、ライフからトリガーしかでてこないリーダー」って聞いたら強く聞こえませんか?
雷霆にベッジ、今ならライフの増えるアマルーたくさん嫌なトリガーがありますよね?笑
1・黄色リーダー「エネル」「カタクリ」「マム」の比較
まずは現在、主力で活躍している2種類のリーダーとマムを比較したいと思います。
1ー①:【エネル】ってどんなリーダーだっけ?
毎ターン1度だけライフが増えるというリーダー効果が強力。ライフを増やす効果は7コスト以上ではあり、0から(実質)ライフ2まで回復することがあり、盤面次第では耐久してからまくることができます。
圧倒的に粘りやすくライフ回復役である4カタクリと9ヤマトに除去性能が備わっているのも強いところです。
1-②【カタクリ】ってどんなリーダーだっけ?
リーダーのアタックが1ドンで+2000になるという超優秀なコスト効率が特徴。そのためで相手のライフ・手札を削る性能が高いです。それだけでなく、相手もしくは自分のライフを見ることで、進行を有利に進めることができます。
また、最強キャラカードのうちの1つである10コストのシャーロットリンリンの性能を100%使うことができるのも大きいポイントです。
1-③:【黄マム】ってどんなリーダーだっけ?
ライフが3以下になったときに2ドンつけて7000以上でアタックすると、ライフの上か下から1枚をとり、ライフのトップに1枚手札から好きなカードを入れることができます。
こちらもカタクリ同様、10コストのシャーロットリンリンの性能を100%引き出すことができます。
1-②:なぜ今、黄マムなのか?
先述の通り、自分は前環境ではカタクリを握り続け、5弾環境はエネルで店舗予選を握っており2つのデッキの力は十分理解しているつもりです。
実際に10月初旬のフラッグシップでもカタクリを握って、優勝はのがしたものの無事、コビーはゲットできました。
しかし、下旬のフラッグシップに向けて、練習する中で現環境に対して難しさを感じていました。
理由は現在の環境は「盤面」が大事ということ。その中で盤面処理を雷霆と8カタクリに依存している黄色のデッキはそうとうなトリガー運に左右されるという問題に直面しました。
特に、低コスト帯で打てる「雷霆」はライフをトラッシュする必要があるため、1枚をKOできても、2枚目を手札から使うとさらにライフを失うことになり、それ以降に展開されるキャラに対しては対応が難しいと考えていました。
黄色の中で最強のカードである10マムは出しただけで大きく戦況を変えられるカードですが、盤面には触られないため、ある程度盤面を整理してから登場させる「お膳立て」が必要なカードでもあります。
その中で行き着いた結論が「黄マムのリーダー効果でライフから雷霆を撃つ」との結論です。
カタクリの場合、雷霆がライフから出ず、手札に複数枚たまるとカウンター値も足りず、不利な展開になりやすいです。しかし、黄マムであればライフが4~5の時に1回打ち、それ以降はライフからトリガーとして打つことができるのです。
また、現環境でよく使われているマゼランやボルサリーノ、はたまたリーダーサボ等、「自分のターンにKOされない/KO時、ドンマイナスする」キャラに対して良く効きます。
黄マムはカタクリに比べてドン効率も良くなく、ライフが4以上あるときは単なるノーマルリーダーです。高コスト帯の展開力でも弱いでしょう。
しかし、ライフが3になってからはドン効率を落としながらも、残りの3つのライフを全て好きなトリガーにできるーつまり、カタクリなら「トリガー運」と言っているものを全て意のままにできるのです。
そして、ライフをうまく使ってトリガーで盤面を処理し、盤面を制圧し、10マムにつなげることができるのです。
エネルは盤面が弱いが耐久力が高いリーダーであり、カタクリはドン効率よく高コスト帯のキャラを出しながら7000パンチをし続けるリーダーであるなら、黄マムはライフを効率よく使い、中コスト帯のキャラを出しながらドン付与をうまく使い盤面を制するリーダーとなります。
この立ち振る舞いの方が現環境では勝ちやすくなるというのが自分の中の仮説であり、調整のスタートとなりました。
2・デッキ構築と動かし方
2-①:デッキの変遷
最初のころに作っていたのは以下のデッキです。所謂、普通の黄マムデッキです。
カウンターレスが多いものの最終版以外は3コスのペロスペローを出すため問題ないという思想で構築しています。
3コスペロスペローから展開し、ライフが3以下になったらリーダーに2ドンをつけ、ライフにトリガーを埋めながら戦います。
7マムは6ドン、7ドンのターンにリーダーに2ドンを使いたいので7マムは抜いています。
ゲダツは早いデッキに対して、最短で使いたいがサーチがないため4枚投入しています。
6、7ドンのターンに2ドンをリーダーに使い、その残りで出せるキャラでもあり、5~7枚の雷霆としても使えるゾロは3投しています。
エルトールは後半ではラディカルビームとして使えますし、序盤であれば8,9枚目の雷霆として使えます。
この構成でスタンダードバトルや非公認大会に出ましたが、1敗ラインまではすぐに到達できました。
課題として、紫ルフィとの対面でリーダーが7キッドの効果でパワー6000になってしまうため、ドンを必要とする3ペロスペローを解雇することにしました。 そこで今度は4/6000のオペラを加えつつ、2ターン目に殴れるキャラとして2サンジを追加しました。
また、最速で置けると強い7マムはやはり採用しなおしました。
こちらのデッキでスタンダードに出たところ、無事優勝することができました。
2-②:特殊な採用カード理由
エルトール
ベロベティや赤ゾロ、緑赤ローなどの早いデッキに対しての除去札であり、紫ルフィ―・カタクリなどの高コスト帯キャラへの防御札でもあります。1枚で両極端なデッキタイプに対応できるため2枚採用しています。3枚だと少し多かったです。
2コス サンジ
前段環境からの相棒。後手1ターン目最強のムーブ。アドバンテージを稼ぎつつ、スローゲームになるので結果10マムを強く使えます。色々やりましたが、手札が多くなるので4コスローで落とされますが、落とされてもスローゲームになるので10マムを2枚抜かれるとかない限り勝ちやすいです。
ゲダツで焼かれますが、その分他のキャラを救ったと思えば大丈夫です。
2-③:デッキの動かし方
先1:1プリン
先2:1プリン+3ドン(5000アタック×2)
先3:5ゲダツ
先4:7マムorリーダー効果+キャラ
先5:7マム+リーダー効果※8カタクリよりはリーダー効果+何かを優先
先6:10マム or 8カタクリ+リーダー効果
先行の場合はライフの減りが遅いのでリーダー効果を使うのは7ドンのターンになりがちです。盤面を優先する場合は最速7マムよりは4コスを出しつつ、ドンを割り振って盤面を狙いたいです。
先6は10マムを出した方が好転する場合が多いですが、8カタクリでライフを回復しつつ、リーダー効果で雷霆を仕込む動きも意識してください。
先7は10マム連打より、8カタクリ+リーダー効果の方が好転する場が多いです。
後1:2サンジ
後2:2サンジ+3ドン、リーダー1ドン(6000×2)
後3:5ゲダツ、リーダー1ドン or 4オペラ+リーダー効果
後4:7マム、8カタクリ、5ゲダツ+リーダー効果等
後5:10マム
後攻は1ターン目に2サンジあれば優先で構いません。ゆっくりとして尚且つ手札がたくさんある展開になりやすいです。
後4の動きはかなり盤面に左右されますが、リーダー効果を使って何ができるか、から考え場合によっては7マムや8カタクリは見送りましょう。
後手は最速10マムが強く生きる場合がおおいですので、積極的に狙いましょう。
3・黄マムの有利不利
基本的に、有利不利では黄カタクリに比べ、紫ルフィに対する要求値は増える(結果不利になる)ものの、最近流行している「黄エネル」「緑ウタ」「青黒サカズキ」には有利になっています。また、同じ黄色である「黄カタクリ」にも有利だと思います。
紫ルフィ対面
かなり不利です。できれば後攻を取りましょう。
昨今では構築が多様化していますが、7マムはそもそも低コスト帯も展開できるため、マゼランが効きにくいです。
相手がライフ3までは自動的に減らしていくの「キャラ展開」「トリガー」「ドンをつけての攻撃」で盤面を取り、8カタクリ、10マムでフィニッシュへとつなげていきます。
基本的に、7/9000の浦島が苦手ですが、それ以外の5キッドや4コスト帯はライフからの雷霆で処理します。
プレイとしてはリーダー効果を使うことを優先し、1000カウンターしか要求できないようなときは殴らなくても良いです。
緑ウタ対面
かなり有利です。後手を取りましょう。
マリガン基準としてはかなりファジーです。2雷霆、5ゲダツ、10マムが欲しいです。先手ならプリン、後手ならプリンか2サンジがいれば判断を甘くしてもよいです。
基本的にはライフ3までは簡単に受けましょう。緑紫ドフラと異なり、ライフを詰めるより盤面に付き合った方が良いです。
7ルフィ、10ドフラ以外は雷霆や4ゾロが刺さるので盤面を制しやすいです。
プレイングとしては、緑紫ドフラとことなり7ルフィがそこまで強くないため、8カタクリで7ルフィを埋めるようなプレイングはしない方が良いです。
また、10ドフラを警戒すべく、特に大型カードが手元にない時はキャラで殴らず、リーダーだけで殴ったり、多くともリーダー+1キャラだけで殴るようにしましょう。
黄エネル対面
有利です。後手を取りましょう。
最速オームホーリーをされたくないので後手を取りたいです。マリガン基準としては、2雷霆、5ゲダツ、8カタクリが欲しいです。先手ならプリン、後手ならプリンか2サンジがいれば判断を甘くしてもよいです。
基本的にはオームホーリーを対処したいので、ゲダツがあれば基本的に相手のライフを3以下にしないようにしましょう。
また、相手が殴ってこないときはゲダツでキャラがとられてしまうのですが、こちらもリーダー効果などで盤面を返せるのであまり気にしなくてもかまいません。その分、手札がたまるので後半の盤面の取り合いでは勝ちやすくなります。
相手のライフが1でも、相手がリーダー効果を使っていないのであれば、アタックはよく考えましょう。
1回リーダーで殴り、相手がリーダー効果を使ったら、次はキャラで殴る。相手がライフを守り、リーダー効果を使わずに防いだとき、自分の殴れるキャラがあと1枚ということはよくあります。
そうゆうときに殴らないようにしましょう。
青黒サカズキ
微有利です。後手を取りましょう。
勝負は序盤ではなく中終版で決着がつきます。カウンターを切るときですが、最近は1コスマンシェリーが後半に出ることが多いです。なので、1000カウンターはゲダツではなく、ブリュレから切るようにした方が良いです。
中盤はライフに雷霆、4ゾロを仕込みましょう。4レベッカ―を焼いたり、4クザン・ボルサリーノを焼きたいです。
10マムは1枚目は効果で取られますが、2枚目は難しいはずです。何よりも10マムを最優先で集めましょう!
どうでしたか?
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