『自己顕示欲闘争』と『自己顕示欲消費』
1:自己顕示欲闘争
自己顕示欲闘争という闘争はご存じでしょうか?
自己顕示欲という言葉はとくにSNSの発展によってよく耳にするようになりました。
ちなみに自己顕示欲について自分なりに説明するのならば、
『自身の存在を周囲の人々に示したいという欲望』というものだと説明できます。
ここ数年の間でめざましい発展を遂げたSNSをはじめとしたネット媒体。今ではどの人も気軽に自分を表現する作品や写真などをネット上に掲載できるようになりました。
このnoteという媒体も例に漏れずめざましい発展を遂げたネット媒体のひとつであるといえます。
そして私はこのnoteという場所に文章を投稿することによって自己顕示欲を満たしているのです。もちろん、他者が私のnoteを見るかどうかという点に関しては重きを置いてはいませんが、掲載することに意味があり、掲載することによって自己顕示欲を満たすことができるとでその点に関してはさほど重要ではありません。
そしてこの自己顕示欲を満たすための行為が日本国内のみならず世界中で発生しておりますが、これはまさに『自己顕示欲闘争』と呼ぶことのできる現象です。
2:自己顕示欲消費
そしてまた、自己顕示欲闘争という現象に必ずみられる流れというものがあります。
それは自己顕示欲消費というものです。
自己顕示欲消費というものはこのnoteの筆者である私が勝手に考えた造語なのですが、意味を説明するならば『自己顕示欲を満たすために行う消費行為』というものであるといえます。
その例としては、SNSに載せるために欲しくもないものを買うことや、食べたくもないものを買うといった行為が挙げられます。
一時期は『インスタ映え』という言葉も流行りました。その時期には映えを狙った華やかな食べ物なども巷に溢れましたが、そういった華やかな食べ物などを写真に撮ったあとに大して食べもせずに捨てるという問題行動が目立ちました。
こういった行為こそがまさに自己顕示欲消費に該当します。
時は自己顕示欲時代です。
自己顕示欲闘争に敗北しないために自己顕示欲消費を行う人々はネット媒体の奴隷です。
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