特殊能力も使いよう
我が家では、時々動物の鳴き声大会が始まる。
私はエレクトーン、娘はピアノを習っていたからか音に対して敏感。
カラオケに行かずとも家の中でカラオケ大会にもなっている。専ら娘の独壇場だけど。
動物の鳴き声大会は、どちらかといえば私の独壇場。というか暫くすると『元気だね』と呆れ顔で突然リングを降りる娘。
♪丘を越え行こうよ〜口笛吹きつつ♪
から始まる歌を今も歌う人はいるのだろうか。
娘が幼い頃、その歌の動物の鳴き声の場面で
♪ランララランララヤギさんも♪
”メェェェ〜”
この ”メェェェ”は本気の鳴き声
から始まって、あらゆる動物の鳴き声を披露するのがお決まり。
気付くと、娘も動物の鳴き声が得意になって
中学生の頃、近所の野良猫が、娘の鳴き声に反応して集まる現象まで起きたことも。
今日はトドのような動きをしている娘に
「まるでトドだね」
の言葉がキッカケとなり、オットセイ、アシカはどうだ?とか、それはカラスなんじゃないか。と、喉を鳴らし合っていた。
そして最後には必ず
「いけない!年齢相応にもっと落ち着かないと」
「いつも楽しそうだね、ファイト!」
で終わるのです。
この聞き分ける能力は意外な場所で役立っていて
・電話
・インカム
・大声で呼びかけ合う
・マイクからの放送
・すぐ隣の人との会話
が飛び交う職場にいた時は、同時に聞き分ける特殊能力として重宝していたのです。
何かどう役立つか、分からないものです。