【私と気学との出会い】その4 - 『交渉事が必ず叶う時期を教えて』って問われても、、、。有るんです!気学では -
「息子の結婚話を白紙に戻すか?」
との両親の思いのくだりを、前回でお話ししました。
まぁそこまでは無理としても、なんとか「自分たちに都合よくもっていける様に」と画策していた私の両親でした。
ですが、息子の彼女さんが当時人気ファッション雑誌“JJ”の「街で見かけたファッショナブル女子」に掲載されて、親戚やご近所さんから「すてきなお嬢さんねぇ。うちの息子にもいないかしら~」などと言われれば悪い気はしないはずで、「なんとかしてあげたい」の親心もあるようでした。
でもその裏腹では、やれ「気が利かない、結婚が分かっていない、洋服が派手すぎる、料理もできない、一緒に事業をやっていく気構えが無い」等々。そりゃ~もお、ケチのオンパレード。
ここで立ちはだかったのは、相手のご実家でした。あちらは地方新聞の社説の編集主幹でしたので、それはとてもとてもお堅いご家庭です。そんな相手様にこっちの都合で大事な娘さんの婚姻がご和算になったとしたら、、、、ってなこともありまして、そこで両親はまた荻窪の気学の先生に日参するわけです。
つまり、
『交渉事が必ず叶う時期を教えてくだい』
の鑑定です。
加えて、『なんとかこの息子の嫁が商売にも貢献してくれるようになる方策』も相談していたそうです。
『苦しい時の神頼み、そんな都合の良い方便はない!』と普通は思われますが、実は
気学には “交渉の術” があるのです。
まず交渉術についての前に、相手側を変えるのではなく、まずは自分たちが考え方を見直し、「息子夫婦の本当の幸せって何だろうかねぇ~」と深慮するのであれば、その後の“嫁と舅・舅姑”の関係は大きく進展していくことになるはず。
と、一般論ではたしかにそれが正しいのでしょうが、そこがそうならないのが世の常。
ではここで、気学の方位をもちいた“交渉術”について、ちょっとだけ触れてみましょう。
私たちの自宅があった東京から見て、相手様のお住まい(他県)の方位はすぐに確定できます。(交渉が成功する時期を選定するには、交渉相手の方位が重要です)
あと残るは、“交渉の時を選ぶ” だけです。
ここで、”時を選ぶ” の参考資料を少しあげてみましょう。
気学は古代中国思想“風水”が源流ですので、群雄割拠していた中国の戦国時代では他国を攻める戦略として最需要な要素は
“時 を読む”こと です。
時を読むに最たる軍師としては、日本でも特に有名なのは三国志にも出てくる諸葛亮孔明です。
ジョン・ウー監督による映画で、赤壁の戦いと諸葛亮孔明の活躍を描いた作品「-Red Cliff-赤壁の戦い」をご覧になった方も多いのではないでしょうか。
日本でも人気俳優の金城武が孔明役で出演したことで、話題になりましたね。
この作品の中でも最終シーンが最も見どころが、諸葛亮孔明の『時を読む(天気が時々刻々と変化する:天の気の変化)戦略』です。
これを見事に成功させて、曹操の船団全体を一瞬で焼き尽くしてしまいました。
気学(≒風水)の交渉術とは、この“時を読む”術を使います。
この時を読む術の詳細は、別途に開催予定の気学講座で紹介したいと思っています。
そして次回では、うちの両親がお相手のご自宅に、いつに出向き、どのように交渉したのをお話ししたいと思います。
お楽しみに。