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定期巡回 加算算定

定期巡回サービスの加算についての記事を書きました。

定期巡回のサービス自体あまりよく知られてないのに加算の内容について、知りませんな〜
加算内容が複雑でややこしいとのことで、よくケアマネさんから算定についての確認の連絡が来ます。

何故、複雑なのか?
まずは実績を上げる際に手動で入力する為、加算の要項に対する理解がないといけない。
また、加算の種類が多い。
利用者によって加算の取得が違う。

そして、減算の項目があること。
事業所ごとにとれる加算内容が違うってところが複雑になってしまってるんだと思っています!

事業所が取得しやすい加算について


総合マネジメント体制強化加算(Ⅰ)
1200単位/月
総合マネジメント体制強化加算(Ⅱ)
800単位/

サービス提供体制強化加算(Ⅰ) 750単位

サービス提供体制強化加算(Ⅱ) 640単位

サービス提供体制強化加算(Ⅲ) 350単位

口腔連携強化加算 50単位/回(新設)
※1月に1回に限り算定可能

初期加算 30単位/1日 ✖︎30日

通所利用減算 介護度が上がるにつれて単位数   の減算が増える

介護職員等処遇改善加算
Ⅰ 24.5%
Ⅱ 22.4%
Ⅲ 18.2%
Ⅳ 14.5%

この加算のⅣ →Iに数字が低くなるにつれて、加算要項の条件が増えて取得する難位度が上がるイメージです。
なので、条件の緩い(Ⅲ)は単位数が低くなります。

加算要件の内容は調べたらすぐに出てくるので、知りたい人はググって下さい。

特に総合マネジメント( I )を取得しようと思うと訪問業務外の仕事にも力を入れてないと加算の取得ができないです。


•研修を月1回以上行っている。

•外部研修に参加している。

•地域住民等、他事業所等と共同で事例検討会、研修会等を実施していること。

•市町村が実施する通いの場や在宅医療・介護連携推進事業等の地域支援事業等に参加していること。



人手が少ない事業所だと、まあまあ厳しいです。管理者も現場に頻繁に出ないと回らない状態だと外部との取り組みまでは手が回らないでしょう。

加算(Ⅰ)で取得できない事業所さんはわかりやすく、売り上げが落ちます。
今年の改正で加算の項目が枝分かれしました。

今年の介護保険改定で事業所が赤字経営となり廃業するところが増えています。
基本単位数が下がったところに加算項目の単位数が下がったことをきっかけに
バタバタと事業撤退することに繋がったのかな?
事業が傾いていたところに止めを刺してしまったんだと思います。

大きい事業所が勝つ仕組みが出来上がりました。

単価を上げたければ、(Ⅰ)加算を取れ!!!
加算を取りたければいい人材を取れ!!
人材が入れば研修と会議をしろ!!!
外部とコンタクトをとり、地域と連携しろ!!
地域に向けて情報発信しろ!!

と言われてます。
ハードルをあげてくるなあ。もっと要項を緩くしてほしかった!

記事の内容は加算算定の一部です。
利用者の要介護度、看護の利用の有無。一体型であれば、看護の加算も含めて請求となります。

需要があれば、また加算についての記事を書いてみますね〜♪


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