朝の通勤電車

朝の通勤電車は負のオーラが漂い、青白い顔の人が一同に詰め込まれている。

ように見える。

何かの本で、朝の通勤電車はこの負のオーラに自分自身が巻き込まれないようにマスクの下でにこっと笑顔を作るといいだの書いてあった。

確かにこの空気は決して気持ちのいいものではないけどどこかで安心している自分がいるのも事実だ。

もし朝からみんなニコニコ笑って楽しそうなオーラ満開であったら、私は逆に病んでしまうと思う。笑

え!みんなそんなにやりがいのある仕事をこれからするんだ、いいなー羨ましいなー、それに比べて私は…
なんて具合だ。

どこかでみんなも憂鬱なんだな、一緒だな。
運命共同体だ、頑張ろう!なんて思っているのだろう。


なんとも悲しいが、実は私は毎日朝の通勤電車でそんなことを考えている。

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