面倒くさいの壁
なにか新しいことをしたいってなった時に必ず立ち塞がる面倒くさいの壁。
世の中のあらゆる人を見ていると、簡単にそれを職業にしたり趣味にしたりときらきらしているように見える。
しかしみんなただ楽しいとか好きとかだけでやっているのではないと思うのだ。
それには一度面倒くさいの壁をよじ登り、努力をして、考えてそこにたどり着いているのではなかろうか。
私の場合例に出すとこんな具合だ。
●体の健康、栄養学に興味があるから食に関してアドバイスできる人になってみたい。
→栄養士になるのって大学通わないとだめだよね。お金も時間もないしやめよう。
●友人が作業療法士をやっていて、リハビリのお手伝いができて人のためになってるしやりがいのある仕事でいいなと思う。
→作業療法士も大学通わないとだめだよね。そこまでやって自分のやりたいことかの確信がない。
まあ上記2つについては面倒くさい以上に国家資格を有するためハードルがちょい高いから仕方ないともいえる。
●久しぶりにテニスがしたい。
→コートを取るのが面倒くさいし、人を集めるのも面倒くさい。
●ハーブティーが好き。ハーブ検定取ってみよう。
→テキストも買ったがよく読んだら、協会におさめる年間の費用がかかる。資格だけ取りたいのに謎のシステムに断念。
●文章書くのが好きかも。副業もしたいし、ランサーズに登録して一度仕事をしてみよう。
→登録したが、他の方々の自己PRが素晴らしすぎて打ちのめされるとともにいくらで引き受けますとか諸々PR欄を作成することすら面倒くさい。
●家にいても何もないからどこか新しいコミュニティの場に行ってみたらいいよと知人に勧められる。
→行ってみたいけどただただ面倒くさい。1人の時間が好き。
●1人暮らししてインテリア面白いなーなんて思う。
インテリアデザイナーなんてあるんだ、勉強してみようかな。
→普通に覚えてることもたくさんあり難易度高い。
甘く考え過ぎてた、やめよう。
●この時代、家でもどこでもできるイラストレーター、ライターになってみたい。
→Illustrator、Photoshopの本を立ち読みしてみる。
とても難しそう。なんせパソコンも持ってないしな。
ちょっと考えよう。
…以上これは一部だと思われる。
え、諦めすぎじゃない…。
ふわっと思っていたことをいざ文字にするとなんかとても自分の考えていることが浅はかで馬鹿馬鹿しく思える。
とはいえ、大人になってやってみたいなと思っても今さら国家資格を取るわけにもいかないしと意外と方向転換しづらい点は否めないと思う。
そこにもっと熱意ややる気があれば挑戦してみようと思うのかもしれないが私にはそこまでの何かがいつもないのだ。
私には無理だ、こんな素人凡人にはできないとすぐに諦めてしまうのだ。
ふわっと考えていたことをいざインターネットで検索して調べると、とても複雑でお金がかかり手間もかかり何より面倒くさい。
もうちょっと誰でも挑戦しやすくて、分かりやすい仕組みを作り上げてくれないものだろうと思ってしまうが、世の中そんなに甘くないのだろう。
結論。
面倒くさいで諦めていたら結局何もできなくて時間だけが刻々と過ぎていく人生。
何かを突き詰めていくには、忍耐、努力は少なくとも必要。
何か1つでいいから自分が熱中できる何かを絶対に見つけてやろうじゃないか。
そこに面倒くさいの壁が存在しても…。
頑張れ自分。
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