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受験直前。自信がなくなった時の「処方箋」/大学受験のリアル
「心と技術で志望校合格」大学受験コーチふちおです。
本音の志望校合格を目指す高校生、そしてその保護者さまを応援するために「問題を解く技術」と「心の扱い方」についてお伝えするブログです。
■「一問一答やってみたら、意外と速くできるんです!」
ある「世界史選択」の受験生の発言です。
この生徒、高3の夏からすごい勢いで世界史を伸ばしています。
教科書を3周通読したり
「縦史」の参考書を3周したり
「横史」の参考書も3周したり
とにかく、約4か月で驚くほどの勉強量を積み上げています。
ただ、
「共通テスト世界史85点」の壁が高いのです…
■「8月」のトラウマ
この生徒には小さな「トラウマ」があります。
それは、「一問一答」です。
世界史の受験勉強に本腰を入れ始めたときに、この生徒が選択した方法は「一問一答を繰り返す」でした。
ただ、「一問一答」をやればやるほど、
①前に覚えた部分を、あっという間に忘れていることに気づく
②仕方ないから、「過去部分」と「新規部分」を同時進行
③量が多すぎて、「復習部分」に時間を取られ過ぎる
④結果、「全然前に進まない…」
⑤終わりが見えずに、メンタルダウン
結果、一緒に話し合い、「一問一答」を一度止めて、「教科書通読」で全体像を一気につかむことを優先する方針に変えることになりました。
この方針変更がこの生徒には合っていたようで、そこからは比較的健全に世界史学習に取り組むことができ、着実に点数が上がっていきました。
ただ、
「自分には一問一答は合わない…」
このトラウマが残ってしまったことも事実です。
■「11月」の苦手意識
「第二次世界大戦以降が苦手で…、覚えられないのです泣」
11月以降の大きな悩みです。
・教科書通読
・縦史
・横史
・学校の問題集
いろいろ取り組みましたが、どうもうまくいかない様子。
①「WWⅡ以降」
②近代~現代中国史
③文化史
この3つの苦手が原因で、「共通テスト85点の壁」を越えられないことを本人もよく分かっています。
ただ、「打開策」が見つからない…
■答えは「一問一答」にあった
ここで、冒頭の「一問一答やってみたら、意外と速くできるんです!」の発言につながります。
悩んだ結果、この生徒は再び「トラウマ一問一答」に手を出すことに決めました。
いざ、やってみると…
「1週間で苦手のWWⅡ以降」の単語が頭に入った!
「通史」をしっかりやって来たから「一問一答」に時間がかからない!
自分に足りていなかったのは「単語暗記」であったことに気づいた!
光明が差しました。(間違いなく、ここからこの生徒はさらに点数を伸ばすはずです!)
■行き詰ったら「過去の問題集」を手に取ってみる
受験直前期。
不安ばかりが募ると思います。
・何度演習しても、なかなか伸びない点数。
・山積みになる「覚えられていない」知識たち。
・やればやるほど「失われていく自信」…
こんな時こそ、5~10分でもOKですので、「半年前」「3か月前」に取り組んでいた参考書や問題集を解いてみることをおススメします。
「自分がここまで登ってきた山の高さ」に驚くはずです。
あなたがここまで頑張ってきたことは、しっかり積み上がり、「自分で予想する以上にあなたの実力を押し上げて」います。
これが、大学受験のリアルです。
一人でも多くの高校生が「いい受験だった。」と受験期間を総括できることを心から願っています。それでは、また次回!
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