受験英語はやっぱり「SVOCM」/大学受験のリアル
「心と技術で志望校合格」大学受験コーチふちおです。
本音の志望校合格を目指す高校生、そしてその保護者さまを応援するために「問題を解く技術」と「心の扱い方」についてお伝えするブログです。
■「本質は何か?」を考える
勉強に限らず「本質をとらえる」ことが、その分野の上達を速める鍵だと思います。
私は音楽が好きで、大学時代は「バンド」に明け暮れていました。そして、音楽の本質は「リズム」×「和音」×「メロディー」だと思っています。
わたしはベーシストです。
基本は曲の「リズム」を担います。
ただ、他の楽器と合わせて「和音」を構成する役も同時に果たします。
だからこそ、曲をより良く聴かせるために、演奏中は「リズム」と「和音」に気持ちを特に集中させようとします。
もし、ベースである私が「メロディー」ででしゃばると簡単に曲が崩れます。
これも、音楽の本質は「リズム」×「和音」×「メロディー」であると認識しているから、自然とその役割に入り込むことができると感じます。
■受験英語の「本質」は…??
「SVOCM」です。
食わず嫌いな方。
何それ??の方。
そんなの私には必要ないという方。
いろいろな方がいると思いますが、「受験英語」においてSVOCMは最強にして最大の「本質」になると私は思います。
そもそも、受験英語は「日常会話英語」ではないです。大学受験で点数を取るための英語です。
そして、日本の大学が入試で「受験英語」を課す理由とは何か?
①点差をつけやすい
②入学後の研究に適した英語力を計りたい
③論理的な思考力を計りたい
様々な理由があると思いますが、私は「②入学後の研究に適した英語力を計りたい」との理由において、受験英語にそこまで否定的な意見を持っていないです。
大学とは「学ぶ場」です。
「研究する場」です。
最新の研究は日本より「海外」が進んでいる場合もあります。その結果、「論文を英語で読む」機会が必ずあります。
その時に、「日常会話英語」では対応できないです。
丁寧に辞書を引き、単語を調べ、英文構造を把握し、直訳し、そして解釈する。この一連の流れが必要です。
これが、「受験英語」の勉強フローと完全一致するのです。
■「SVOCM」で覚えるべきことは少ない
S:主語「名詞」
V:述語「動詞」
O:目的語「名詞」
C:補語「名詞」「形容詞」
M:修飾語「形容詞」(名詞を修飾)/「副詞」(名詞以外を修飾)
覚えることはこれだけです。
※読解力をさらに上げたい場合は「接続詞の定義」「前置詞+名詞は100%M」「単語と句と節の区別」などもう少し覚えることがありますが微々たる量です。
ただ、「本質」の難しいところは
①本当に理解するまでに時間を要する
②理解して「使える」ようになるまで時間がかかる
この2点です。
「テクニック」とは違い、習ってもすぐに使えません。また、最初は「わかったような、わからないような」となりやすく定着する前にあきらめたくなります。
でも、最初の苦労を乗り越えることができれば、その後に英語にかかるべき時間と労力を1/10以下に減らしていくことができます。(受験全体で見ればタイパがとても良いです。)
SVOCMをあきらめたことのある方々。
本気で志望校合格を目指すのであればもう一度取り組んでみましょう!(やらないと結局、大学入学後に困ることになります…)
一人でも多くの高校生が「いい受験だった。」と受験期間を総括できることを心から願っています。それでは、また次回!
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