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「受験英語」で必要な力は何?/大学受験のリアル

「心と技術で志望校合格」大学受験コーチふちおです。

本音の志望校合格を目指す高校生、そしてその保護者さまを応援するために「問題を解く技術」と「心の扱い方」についてお伝えするブログです。


■4月、立ち止まって考えてみた。

毎年4月は

・前年の受験が終わったばかり
・今年の受験がはじまったばかり
ということもあり

自分たちの指導の振り返りや次の手を考える
よいタイミングとなります。

そこで…

「英語」について考えたことを
共有したいです。

■わたしは「構文」推進派

高2.高3については
最初の3~5か月で

  1. 「単語」を1200個くらい一気に覚える(英→日)

  2. 「文法」→「構文」と一足に駆け上がる

この①②を同時進行で進めます。

すると3~5か月後には
入塾当初と比較にならないくらい
「受験英文が読める」ようになってきます。
(英検2級合格くらまでは誰でも上ってくるイメージです。)

特に重要なのは
「構文」(構造把握→直訳→和訳)力
「やらない選択肢はない」と思っています。

※これはなまじ英語が得意と勘違いして
「構文」を甘く見て大学受験した「私自身」が
国立二次英語で大敗した苦い経験から来ています…
→生徒に同じ思いをしていただきたくはないのです。

では、

「構文力が一番大事なのか?」
といえばそうでもないと感じています。

「構文力」も
受験英語
(入試で1点でも多くとるための英語力)
の1パーツにすぎない
のです。

■あなたの「英語美術館」をつくる

少しイメージしてみて欲しいです。

あなたは日々、
受験本番に向けて
「美術館」を作っています。

「受験英語美術館」です。

この美術館は
「受験生の数」だけ存在します。

そして、

この建物の完成度によって
受験結果が左右されています。

あなたの「美術館」を
よりよい状態に仕上げていくためには
「2つ」の要素が必要です。

①建物
②展示品
です。

この2つが揃わなければ
「美術館」が成立しません。

例えば、

①建物とは
「文法」「構文」といった
英語を読むための枠組みです。

②展示品とは
「単語」「熟語」「語法」「イディオム」といった
英語を読むための個々の要素です。

そして、

「読解演習・復習」を繰り返すことで
この美術館の「完成度」が磨かれていきます。

重要なのは
その順番」です。

建物がない状態で、
展示品ばかりを増やしても
汚れたり、なくしたり、破損します。

一方で

展示品が少ない状況で
建物ばかりを磨き上げても
それはただの「箱」です。

つまり、

①建物と
②展示品を

バランスよく積み上げていくことが重要です。

個人的には、

  1. 「単語」と同時進行で「文法」→「構文」

  2. その後「動詞の語法・イディオム」と同時進行で「ランクを上げた構文」

  3. そして、「長文読解」とその復習で知識をつなぎ合わせる

この流れがおススメです!

一人でも多くの高校生が「いい受験だった。」と受験期間を総括できることを心から願っています。それでは、また次回!


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