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備忘録的な紐付け知識学 ~三日坊主頑張る編~ しょの55

 漫画「ブラックジャック」が高橋一生さん主演でドラマ化されるそうです。
高橋さんはNHKの「岸辺露伴」シリーズで結構嵌まっていたのでブラックジャックも期待しています。

 医療系ドラマ・漫画・小説の初めを調べました。
結構 昔から人気のジャンルらしくて、最初の医療ドラマだと思われるのが、アメリカの映画シリーズの「ドクター・キルデア」らしいです。
これが1937年から1947年なので、戦中・戦後を跨いでのドラマとなります。
テレビドラマシリーズでは1962年に「ベン ケーシー」がスタートします。アメリカのドラマです。
このドラマがヒットして、日本では1963年にあっちこっちの漫画誌で医療漫画がスタートします。
1962年「みならい天使」、1963年「ハチのす大将」。この辺りが日本の医療漫画の先駆けだそうです。
「ハチのす大将」はちばてつや先生の作品です。
「後ろの百太郎」とか「恐怖新聞」の作者つのだじろう先生に
「『ハチのす大将』は医療の描写が正しくない!」 
と言う抗議文?を毛筆の巻物(!)で受け取り、恥ずかしくなって短期連載で終わらせたそうです。
つのだ先生がどう言った方か見聞きしてる方は、「さもありなん」と納得するエピソードですよね。 (お願い 同意して)
 で、医学の博士号を持つ手塚治虫先生がこのジャンルを見過ごす訳もなく、1970年から1971年「きりひと讃歌」、
1973年から少年チャンピオンで「ブラックジャック」が連載スタートします。
当初、ブラックジャックは医療漫画のカテゴリーではなく、恐怖漫画と銘打っていたそうです。確かに医療知識が豊富な手塚先生の描く描写はセンセイショナルで当時の小学生にとっては恐怖を覚えるものだったのかなと思います。また、患者の病気も人面創だったり石化する病だったりして、ピノコが登場するまではダークな雰囲気を纏っていたかもしれません。
そんなこんなで「ブラックジャック」は大ヒット。手塚先生の代表作にも数えられていて今日に至ります。

 小説は定かではありませんが、山本周五郎先生の「赤ひげ診療譚」ではないでしょうか?江戸時代の実在の医師小川笙船をモデルに書いた短編小説集です。
外国の医療小説の始まりはちょっとわかりません。 こっちの方はボチボチと調べていきたいと思っています。

そんな無理しなくて良いですよ。