見出し画像

病的な寂しさへの対処法。


 どうすれば寂しさの苦しみを減らせるのか。 僕はここで重要なことをいうのだが、僕が発見したのは「めちゃくちゃ酷い寂しさ」への対処法であって、根源的な寂しさの話ではないということだ。つまりは根本治療でなく、対処療法なのである。湿布みたいなもん。それを踏まえて読んでほしい。
 めちゃくちゃ酷い寂しさへの対処法。それは2つある。
 1つ目は、人と比べる機会を減らすことだ。
僕の話をすると、僕は大抵SNSをやっている時やLINEのレス待ちをしている時に寂しさを感じることが多い。それがなぜなのかを考えてみた。それには「他人がこう動くかも?」という期待感が隠されているのではと思う。「もし返事が返ってきたら?」「もし好意的なことを言ってきたら」という想定。そして、現実にラインの赤い通知の数をつげるメッセージを見た時に何も届いていない時の落胆。それが、寂しさを強化している。早い話、SNSやめろという話だ。でも、それで『ハイそうですか、辞めます。』という単純に動ける人も少ない。だから提案したいのは休みの日は、スマホを家に置いておくことだ。物理的に距離を取るのが一番早い。試してみた。気分がいい。やっぱSNSは人類を不幸にしている。
 そして2つ目。寂しさを感じる時の要因として考えるのは、身体の欠乏があると思う。睡眠不足、空腹、疲労等々。寂しさは生命の危機のサインなのかも知れない。だから、まずは生命活動に必要最低限な条件を満たすことをおすすめする。苦しんでいる時、この基礎が案外できていないことが多い。大抵寂しさが暴走させているのは脳みその暴走であって、心ではない。寝て、食べて、SNSを控えて休めば大抵休まる。
 そう言っているそばからXを開いた。
 道は険しい。

いいなと思ったら応援しよう!