特殊な業界
前回の投稿からかなり空いてしまいましたが、今回は20歳ら辺の事を綴っていこうかと思います。
*ここからはセンシティブな内容を含むので閲覧注意です。
高校も無事に何とか卒業し、一応大学に入学→学校以外の事に夢中になり過ぎて中退。(この時は両親にえらい怒られました)
中退してから、某芸能プロダクションの養成所とアルバイトの往復
最初のうちは真面目に通ってたんですが(演技やら歌のレッスン)、 バイト先の先輩に誘われて初めて行ったパチンコ屋でビギナーズラックが起きてしまい気づけばパチスロ依存症に。
そこから養成所の為に組んでいたローンが払えなくなってしまい(自業自得です)、路頭に迷ってしまいました。
アルバイトだけではまわらなくなってしまい(当時新卒の給料より少し良いくらいは手取りがあったのですが・・・・・・)、ケータイでひたすら高収入のワードで調べました。
《ホストクラブキャスト募集》、《キャバクラ黒服募集》等、目につくのは大体水商売と呼ばれる類い。
ただ、どれも女性相手のお仕事で自分には無理そうだな・・・・・・とか、考えてました。
ふと、そんな時に目に飛び込んで来たのが《出張ホスト(ウリ専)月収100万可!見た目に自信がある方大歓迎》と。
正直、元デブで痩せたけど見た目に関しては全く自信なんてありませんでした。
でも、現状を打破するにはやるしかない、と。
ウリ専の簡単な説明としては、男性が男性に春を売るお仕事です。以上。
とりあえず、広告に書いてあった電話番号に電話して面接にむかうことに。
めちゃくちゃ緊張してたのを覚えてます。
電車に乗って新宿某所へ。
今もあるお店なので詳しくは書けませんが、面接が終わり
「採用という形であれば後日連絡します。」との事。
即金でどうしても欲しかったので、またケータイで調べて同じ業界の別のお店に面接を取り付けました。
面接は似たような感じで、身長・体重・年齢を聞かれてやっていたスポーツ等・・・・・・。
働く理由等は特に聞かれませんでした。
「今日は新人が多いからついでに撮影入ろうか。」
まさかの即日採用でした。
その日のうちに撮影してもらい、HPとファイル用の写真が出来ました。
撮ってる間にマネージャーに色々聞かれ、
マネ「他に受けたの?面接」
自分「はい。採用であれば後日連絡してくださるって言ってました。」
マネ「あぁ、それ体のいい断り方ね。この業界、売れるって思った子は抱え込みたいからすぐ撮影入るのよ。あんた、今日運が良かったね。うちはブスでも頑張り次第で売れる子は売れるから。」
って。
結論から言うと、最初の店はマネージャーの言った通り1週間経っても連絡が無く落ちてました。
そんなこんなで特殊な業界に入り込んだ20歳。
続く。
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