エホバの証人の疲れた笑顔
久々の投稿です。
最近はエホバの証人を駅前で見かける機会が増えてきました。
ふと思いました。
JWの兄弟姉妹の笑顔って結構かたいなぁと。あんなに作った笑顔をしてましたっけ?
奉仕の時間、集会の時間、仲間とのレクリエーションなどで笑顔を絶やさない様にと訓練されているJWの兄弟姉妹達、やっぱり頑張って笑顔を作ってるんですよね。
だから当然、立ちっぱなし奉仕の休憩中の兄弟姉妹は無表情どころか、少し疲れてるのかな?と思うような雰囲気。
別にそれでいいんです。
むしろ、JWの中で立派な振る舞いを常に毎日毎時間求められ、それを実行しようとすることこそ無理があったと思います。
私の笑顔も引きつっていただろうなぁ、でなければ、私は笑顔のつもりでいても、たいして笑顔のための筋肉など使ってはいなかったかもしれません。特に離れる前の数年間は、笑顔は心からの喜びを表現するものでは無かったでしょう。
「物凄く」精神的に疲れ切っていましたから。
でも、この「物凄く」精神的に疲れていたという自覚は、離れてからしばらく、いえ、数年経ってから、JWと言う生活を送り、JWとしての振る舞いをすることに「物凄く」疲れていたのだと気づきました。
いつ来るのか分からない「終わりの日」および「永遠の命を伴う楽園」、「この世」の増える日々の生活の煩い事、JW内の煩い事、JWの増える要求、どれもこれも精神的に疲れさせるものが多いでしょう。もちろん、体力面でも。
奉仕を喜んでやってるつもりの兄弟姉妹でも、本当に喜びをどこまで保ちつつ活動できるのやらと思ってしまいます。
個人的には、JWを離れ、JWとしての生活をしなくなってから、JWとして奉仕に集会、その他の活動を行っていた時期はやはり異常だったと今更ながら思います。
そりゃゆるゆると、週一の奉仕に、集会だけの参加だけの生活だったら、まだちょっとした習いごと感覚で楽だったかな?なんて考えましたが、残念、精神的に追い込んでくるJWなので、やはり、JWであることがきつくなるだろうと考えます。
何しても「終わりの世」という言葉で焦燥感を刺激ながら生活を送るのは、無意識にも心が疲弊していきます。
この様な環境で上手に精神を正常に保っている人はどのくらいいるのでしょう?
私自身は良い精神状態を保つことはできませんでした。
JWは本当に人々を「さわやかにする」事のできる組織なのでしょうか?
すでに離れた人も、離れたいと思っている人も、いい笑顔で日々を送る事ができますように。