ミシン壊れた?下糸が出てこない..
新しいデニムパンツを買ったのだけど、ちょっと裾が長い。家にミシンがあるので、裾直しはいつも自分でやっています。
なので今回も裾を直そうとミシンをスタンバイ!
下糸をミシンでボビンに巻いて、その後、針に糸も通さないままスタートボタンを誤って押してしまったらしく、ダダダダっと空抜いしてしまいました。
特に気にせず、ミシンに上糸を通していって、先ほど巻いた下糸をセットします。
手動(はずみ車を回す)で針を下に下ろして、下糸をすくうのですが、いつものように下糸が上がってこない。。
あれ?
再度やってみるも上がってこない。
あれあれ?
何度もやったけど出てこないので、糸が太いからなのかなと糸を変えて挑戦してみると、それでもやっぱり下糸が出てこない。
下糸のカバーを開けて様子をみると、上糸が下糸を引っ掛ける時、下糸の上を通る上糸が見えるのですが、それが見えないのですよね。
今度はゆ〜くり回してみるとなんと下糸が出てきた!
なんだ、ゆっくりやれば出てくるんだと、また糸を変えてゆっくり回してみたら、下糸が上がってきた!
よし!これで普通に縫えると思ってミシンをかけました。ちゃんと縫えてるかなと見てみると、なんと何も縫えてない!
どういうこと??何回か塗ってみたのですが、針はいつものように動くのに何も縫えてない。
壊れちゃったのかな〜。困る〜!
絶対なんかおかしい。。
中を開けてみる
分解好きな私は、とりあえず中を開けてみることに。
まず簡単に開けれそうなとこを。
下糸が入っているとこのカバーはコインで開けれるみたいなので開けてみます。
うわっ!開けるとホコリがすごい!!
そうこのミシン20年くらい前のものだと思う(笑)
だから正直壊れてもおかしくないのですよね。
ホコリ取ってキレイに掃除したら直ったって事が結構あるので、ホコリをキレイに取ってみる事に。
下糸を入れるケース(内釜というらしい)の部分も外す事が出来たので、外します。
エアダスターを持っているので、それでプシャーっとしたいのですが、すごいホコリが飛びそうなので、綿棒で大まかなホコリを取ってから、エアダスターで掃除しました。
これで中のホコリはかなり取れたと思います。
内釜を元に戻します。ここも空抜いした時の衝撃でずれてたかもと、左右にカチャカチャ動かしてしっかりはめます。
上の部分はネジを1つ外したら簡単に開けれたので、こちらも掃除。
無駄に針を上下させてみたりしましたが、こちらはそんなに異常なさそうな感じ。
全体を開けてしまおうかと、数カ所ネジを外して試みましたが、簡単に開けれなかったので諦めました。。
とりあえず中の掃除と内釜をカチャカチャ左右に動かしたり、針を上下させたりしてみたので、一度元の状態に戻してみることにしました。
上糸を通して、下糸をセットし回してみます。
と、、
下糸が上に上がってきたー!え!直った?
でも、下糸が出てきたのにさっきは縫えなかったので、塗ってみないとわからない。
ドキドキ、布を塗ってみます。
結果
ダダダダ..と音がして恐る恐る布をみてみると!
ちゃんと縫えてる!
あ〜良かった!
これで裾直しできるし、ミシンはやっぱり持っていたいので、壊れたら新しいの買わなきゃと思いましたが、買わずにいけました!
結局何が原因?
正直掃除して、内釜を取ってはめて、針動かしたりして、カチャカチャしてただけなので、何が原因なんだかはっきりとはわからない。
けど、かなり溜まってたホコリを掃除したのと、やっぱり空抜いの時の衝撃で内釜あたりが何かズレて下糸がすくえなくなってた可能性はあるかな〜。
内釜を外して、はめてから指で左右にカチャカチャ動かして、しっかりはまった感はあったので、それかな〜ていう感じです。
大掛かりな分解はせず、直ったので本当良かったです。
もし、同じように下糸が出てこなくなったって方は、これくらいで直る事もあるので、一度やってみるのもいいかもしれません。
でも、このミシンは古い型なので、今のミシンもう仕組みが違ってるかもしれないですけどね!
See you〜🐥
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