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色を失ったローズクォーツ——持ち主を守り抜いた石の物語

昔、キネシオロジー仲間との練習会でのこと。

ある仲間が、透明な水晶を手にしていました。

 けれど、よく話を聞いてみると——

「実はこれ、ローズクォーツだったんだよね」

え!? ローズクォーツといえば、淡いピンク色のはず。

 なのに、目の前のそれは、すっかり色が抜けて透明になっていました。

いったい、なぜこんなことが起きたのか?

私は、持ち主の潜在意識を通して、この水晶の情報を拾ってみることにしました。

すると、驚きの答えが返ってきたのです。


「持ち主を守るために頑張った結果、色が抜けちゃった」

……水晶が、持ち主を守るために?

その一言に、場の空氣が変わりました。

 みんな、水晶を見つめながら息を呑んでいます。

この石は、どれほどの想いで持ち主を支え続けたのだろう。

 どんなエネルギーを吸収し、どれほどの力を使ってきたのか。

そして、水晶からさらなるメッセージが届きました。

「浄化とパワーチャージ求む!」

持ち主を守るために全力を尽くし、
力を使い果たしたこの石。

 今度は、自分自身の回復を求めていたのです。

では、どうやってエネルギーを回復させればいいのか?

私は再び、潜在意識を通して答えを探りました。

すると——


「祝詞やお経や真言で浄化とパワーチャージができる」

水晶の答えに従い、みんなでその方法を試してみました。

祝詞を唱え、お経を響かせ、真言を紡ぐ——

 すると、目の前で奇跡が起きました。


ローズクォーツが、ピンク色を取り戻した——!

場がざわめきました。

さっきまで透明だった石が、
ほんのりとピンク色に染まっていく。

 まるで、生氣を取り戻すように。

何人もの仲間が、この変化を目撃しました。

 誰もが驚きと感動を隠せません。


「なぜ、祝詞やお経や真言だったの?」

この疑問は当然のものかもしれません。

実は、これは「偶然」だったのです。

 その日、私がたまたま祝詞やお経、真言が載った本を持っていました。

 それが、当時の私たちにとって
「用意されていた手段」の中でベスト
だった。

もし、その本がなければ——

 きっと潜在意識は、また別の方法を示していたでしょう。

つまり、
その場にある最善の手段が選ばれる」 
ということ。

エネルギーを回復させる方法は一つではなく、

 状況やその場にいる人々によって、
最適解が変わるのかもしれません。


「物にもエネルギーが宿る」

そして、時にそのエネルギーは、
持ち主を守るために、使い尽くされることがある。

 けれど、それは消えてしまうわけではなく、適切な方法で回復し、また力を取り戻せるのです。

もし、あなたの身の回りで

 「最近、この石の輝きが鈍くなった気がする」

 「大切にしているものが、元氣をなくしている気がする」

 と感じることがあったら——

それは、その物が何かを伝えようとしているのかもしれません。

氣軽に話しかけてくださいね。

 これからも、潜在意識とエネルギーの不思議について発信していきます。

あなたの大切なものが、本来の輝きを取り戻せるように。




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ると@潜在意識ちゃんの通訳🌟キネシオロジスト
「なるほど!」「楽になった氣がする!」そんな氣持ちになったら、それはもう運命かもしれません✨ チップをくださると、あなたの素敵な氣づきが私の執筆エネルギーに変わります。「私ったらつい押しちゃったわ」なんて、後でちょっとニヤリとしながら思い出していただけたら最高です!