スタッフとしてさつきフェスに参加して
関西圏に住んでいる私は、ホームカミングデイ当日は参加しません。
参加したい気持ちはあったけれど、受験生を抱える母として、今年の参加は見送ることにしました。
それなのに、なぜスタッフとしてさつきフェスに参加しているのか。
それはひとえに、今回のさつきフェスという企画が面白そうだと思ったからです。
自分の活動、自分の関心のあること、自分の著書を自由に発表してもいい場が与えられた時、さつき会会員のどんな方が、どんな内容の発表をしたいと思われるのだろう?そう考えるとワクワクしました。そして実際に募集を始めたところ、思いもかけない方から様々な観点の展示の申込みがありました。これまでさつき会のイベントでお目にかかったことがない方も申し込んでくださって、とても嬉しく思いました。
宮下深帆さんと小川洋子さんは、私が直接声をかけて、展示を決めてくださいました。奇しくもお二人とも植物画を描かれます。お二人が同じ場に集って、いったいどんな会話を交わされるのだろう。想像するだけで、私までワクワクしてきます。
スタッフは、私を含めて6名。
企画の発案者であり、イベントのリーダー役は、さつき会の代表幹事の金澤亮子さん。日頃からさつき会のために骨身を惜しまず働いている感謝状ものの功労者です。今回のイベントでも、スタッフの取りまとめ役はもちろん、東大当局とのやり取りから東大に提出する書類の作成まで、一人で何役もこなしています。H.Y.さんは、日ごろから担当しているさつき会のホームページやSNSを使って宣伝に力を入れるほか、仕事の合間を縫って何度も会場に足を運んで展示ブースの細かな位置どりや電源を確認しています。K.Y.さんも仕事の合間を縫って何度も会場に足を運んで、緻密な会場のレイアウト図を作成しています。ご自身も出展する榊原 華帆さんは、出展の準備をしながら宣伝用のチラシ作成を担当しています。フルタイムで働き、小さなお子さんを育児中のK.A.さんも、文京区在住という地の利を活かして何度も現地確認に足を運んだり、郵便物の受取りなどを担当しています。このサイトで使っているKumahallの写真は、K.A.さん撮影です。私は、出展者への連絡やこのサイトの立ち上げなどを担当しました。
最初の打合せでおおまかな役割分担を決めた後は、LINEで連絡を取り合いながら作業を進めています。そんなスタッフと一緒にゼロから企画を作り上げるのは、とても楽しい作業でした。Zoomを使った打合せで、「来場してくださる方と出展者が交流できるといいね」「ホームカミングデイって、意外とゆっくり休めるところがないよね」「じゃあ、真ん中にテーブルを置いて話せるようにしましょうか」「お菓子とお茶を用意したらいいんじゃない?」など、どんどんアイデアが湧いてきて、イベントの大枠が固まりました。
いよいよ10月に入り、準備も大詰めになります。出展者の方々も各自思い思いに準備を進めておられる模様です。どんなイベントになるか、参加はしないけれど、当日が楽しみでなりません。
ゆっちょむ
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