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買い物で失敗「つい買ってしまった!」が多い人は店の戦略にはまっている
「欲しくもないのに、デパートでつい店員さんにおすすめされて、流れで買ってしまった」
「ネットでタイムセール中だったから急いで買ってしまった」
誰もが経験ありますよね。
私も何度もあります。そしてあとから、何で買ってしまったんだろう…と悔しい気持ちになります。冷静に考えれば不要だったなぁと。
自分を責めがちですが、それはお店の販売戦略にまんまと乗せられただけなんです。
これはバイアスによるものであり、自分を責める必要はありません。
バイアスとは英単語に由来した言葉です。元の英語は「bias」で、辞書的には「先入観」や「偏見」を意味します。特に心理学やビジネスの領域で用いられる際には、認識の歪みや思考の偏りなど、直観や先入観に基づいて非合理的な判断を下してしまう心理現象を指すことが多い言葉です。これは「認知バイアス」とも言います。
それでは解説していきます。
それ、お店の戦略かも!? こんな買い物していませんか?
例えば、こんなシーンに出くわした事はありませんか?これらは買ってもらうためのお店の戦略かもしれません。
お店で商品を見ていたら、店員さんが丁寧に接客してくれて、嬉しくなって買ってしまった。
お土産屋で試食をしたら、つい買わざる負えない空気になって買ってしまった。
セール中だったので何となく寄ってみたら
そこまで欲しくもないけど安くなっていたので買ってしまった。
スーパーやコンビニでレジ付近の商品をつい買ってしまった。(栄養ドリンクやチョコレート、ガム、からあげクンなど)
ネットショッピングで【○時まで限定タイムセール】につられて買ってしまった。
季節限定のコスメやスイーツを求めてお店へ行き、目的以外の物も買ってしまった。
ネットショッピングであと少しで送料無料になるので、目当ての物以外も買ってしまった。
レシートに20%オフのクーポンが付いてきたので翌週も来店した。
これらは一例です。
もちろん消費者が自分で意思決定しているので、この行動が悪いというわけではありません。
来店頻度を増やす、目的以外の物も買ってもらう、貸しを作る、今だけしか買えない特別感を出す。
こういうお店の工夫により私達はお金を使うのです。
「不要なものまで買ってしまった」をなくす方法
1.欲しいと決めたものだけを買う
「せっかく店まで来たしコレも買っちゃおう」は無しです。消耗品ならまとめ買いしても良いですが基本は目的のものだけにすることです。
2.季節限定・数量限定に惑わされない
年中販売している物が1番売れているものですから、季節限定なんて余裕がある人だけが買ってください。
じゃがりこだって1番美味しいのは定番商品のサラダ・チーズ・じゃがバター。限定味は試しに一回は買うけどリピートはしませんよね?
じゃあ季節限定は何のために売ってるのかというと、消費者の興味を引くためです。来店してもらうためのネタづくりだと思ってくださいい。
ちなみに私は、月見バーガーを買うためにドライブスルー渋滞ができる現象が理解できません。
個人的な意見で申し訳ないですが目玉焼きとベーコンがプラスされただけなのに「月見の季節〜」という謳い文句で何故あんなに行列ができてしまうのか。ある種の風物詩的な感覚なのでしょうか。
3.要らない、気に入らないものは買わない。断る強い意思を持つ
デパートの店員さんやお土産屋のおばちゃんにオススメされても、これは欲しいものではないと思ったら断りましょう。接客業ならではの寄り添い戦略です。
どうにも断りにくい状況なら、「ありがとう」とお礼だけ伝え、検討します〜と言って去ればいいのです。
4.制限時間がある買い物は注意
「あと○日」、「○時まで限定」は判断を鈍らせる罠です。本当に欲しいか考える時間を与えないわけですからやや悪質ですね。このようなタイムセールを行う店は、何度もタイムセールをしているはずです。翌週も覗いてみると同じ商品がまたタイムセールをしていることもあります。
落ち着いて判断しましょう。
まとめ
以上が買い物に失敗しないための意識改革です。販売戦略に乗らない冷静な判断を習慣化することで失敗も減ってくるはずです。
私も迷ったらその場で買わずに、一度考える時間を作るようにしています。
最近では無駄な買い物はだいぶ減り、不要なものを見るたびに後悔する気持ちもなくなり、スッキリとしています。