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占領地に作られた演習場を見る

ウクライナのロシア占領地に新しく作られていた演習場についてPlanetとGoogle Earthを使って見ました。今回は短いです。
軍事は素人。


場所と使用開始日

場所はマリウポリとベルジャンスクの間にある小さな二つの演習場
座標46.86145763834704, 36.96786793663804
  46.85020793402344, 36.94740753701751の連結して作られた場所。
去年の1月に野焼きなどが行われているのが見られ、去年の4月頃から本格的に使わ始めました。

Planet
2022 12月29日撮影。
Planet
2023 1月3日撮影。
空き地にロシア軍車両と思われる黒い点が現れる
Planet
2023 2月15日撮影
野焼きが行われている。

演習場の拡大と弾薬庫の新設

この演習場はその後、4月10日頃から拡張が始まり6月頃まで頻繁に変化が見られました。

Planet
2023 4月10日撮影
Planet
2023 6月7日撮影

この拡張期間中、ここの演習場には土塁で囲まれた建物が作られていた。
他のウクライナの占領地内にあるロシア軍弾薬庫と似たような場所(沿岸部かつ空き地、元軍事施設)ということもあり、弾薬庫として機能している可能性があります。

Maxar ESRI
2023年9月20日撮影

もう一カ所の演習場の拡張

上記に書いた演習場の隣にあるもう一カ所の演習場はさらに拡張による変化が顕著に表れています。
3月頃にこの場所でも野焼きが行われ、5月~6月頃には北側に複数の車両壕、南側には射撃訓練場らしき長方形型の空き地ができました。

Planet
2023 3月21日撮影
Planet
2023 6月7日撮影

8月になると、演習場中央と東側にも車両壕らしき物ができはじめました。
また、西側には野焼きの跡ができていました。
9月20日には北側に追加の車両壕が作られ始め、さらに9月26日には野焼きが行われていた西側で約77個の車両壕が作られてたことが確認できました。

Planet
2023 8月8日撮影
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2023 9月20日撮影
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2023 9月26日撮影

現状

最初に紹介した演習場兼弾薬庫は現在は大きな拡張は行われておらず使用されているのか、弾薬庫は今も機能しているかなどは3m解像度では判別ができませんでした。
ウクライナによって弾薬庫の多くが攻撃されたことを考えると今は機能していない可能性が高いと考えています。

Planet
2024 2月27日

一方で後半に紹介した演習場では拡張が進んでおり、車両壕の増加や射撃訓練場に土塁ができていたりなど演習場として現在も使われているようです。

Planet
2024 2月27日

終わりに

今回マジでろくなこと書いてないなと思いながら書きました。
見たままを書いただけだし…まぁたまにはこんなものいいかなとも思うけど。noteはサブだしね仕方がないねうん。
まぁ今月はこんな緩い感じで締めます。見ていただきありがとうございました。

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