みっきーのリアル登山者の端書き#625『俯瞰する地』
岐阜県の各務原アルプスの端に、猿啄城(さるばみじょう)という場所があります。
昔に猿啄城というお城があった跡地だったそうなのですが、今では木製の櫓がある展望地となっています。
当時はここから山下を見下ろしていたのでしょう。
町に近い低山では、こういった城址がいくつか見られます。
山の上に立つ城は、守りに強いこともさながら、俯瞰してモノを見るということを昔の人々も重要視していた証のように思います。
平地に居てはわからないことは多く、視座を高めることはいつの時代も大切なことですね。