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みっきーのリアル登山者の端書き#905『山頂のカタチ』

山頂=ピークと一口に言っても、色々な山頂があります。

本当に尖った先端のような頂きもあれば、逆にまっ平で広々した広場のような地形もあります。

北アルプスで二つ並んだ山の、常念岳と蝶ヶ岳がまさにその二つの対比のような山になっていますね。

常念岳の山頂は岩場の先端のような地形で、そこから穂高連峰を見渡すときの「てっぺんにいる感」が心地よいです。

蝶ヶ岳の山頂はゆるく広がったところになっていて、場所が広いので後から来る人を気にせずまったりすることができます。

どちらも同じ「山頂」ですが、それぞれの個性があって面白いです。

山を選ぶときはこうした山頂の様子も含めて計画を立てます。

ゴールの解像度を高めて、そこで何をするのか、何を得られるのかを考える。
登山に限定されず、大切な考え方だと思います。

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