みっきーのリアル登山者の端書き#608『多度の初日の出』
結婚する前は毎年1月1日は、三重県にある多度山の山頂から初日の出を眺めることが定番でした。
多度山はちょうど濃尾平野の西縁にある山で、麓からは濃尾平野が広がっているため東に対して展望がとても開けている山になります。
標高は403mと決して高い山でありませんのでハイキング先としても人気ですが、ハングライダーをされる方もいるようで、山頂にいると目の前を横切って飛んでいく姿が見られる事もあります。
そんな絶景が楽しめる多度山からは、もちろん東から登る初日の出もばっちりと眺めることができました。
ひときわ冷える山頂で凍えながら、山仲間と太陽がいつ出るかと待ちわびていたのはいい思い出です。
多度山は平野に接しているので、山深さというのをあまり感じられないことが物足りなさとしてあるのですが、こうした開けた展望が求められる時にはぴったりの山となります。
プラスもあれば、マイナスもある。
片面だけを見つめないことが大事ですね。