みっきーのリアル登山者の端書き#813『地面と熱さ』
低い山であっても、木陰で涼しさを感じられるのはやはり地面が土であることが大きいように思います。
アスファルトが持つ輻射熱の大きさは、夏の日差しがある日では強く実感しますが、山や森の中で地面から熱されるという経験はほとんどありません。
アスファルトに覆われた都市部については、その気温の環境が自然ではないことがよくわかります。
しかしながら、車両の走行の利便さや安全性を考えるとアスファルトという選択肢は強いものです。
そこでしょうがないからとアスファルトを使い続けるのか、少しでも変化を試みようと挑戦してみることには大きな違いがあると思います。
例えば歩道だけでも地面にして、路面の保護のためにグラウンドカバーの植物を植えてみることに挑戦したとします。
当然グラウンドカバーの植物の管理や、それに伴う虫の発生など、いくつもの困難が併発する可能性がありますし、失敗ともなり得るかもしれません。
それでも挑戦を繰り返さないことには、いつまで経っても問題は問題のままのように思います。
諦観してしまうことは、最もマイナスな行動。
プラス1度であっても、プラスを志向していきたいものですね。