みっきーのリアル登山者の端書き#606『ソロ登山者としての矛盾』
ソロ登山者とは、グループやペアなどを組まずに単身で山に登られる方です。
単身でいることにはいろいろな理由がありますが、そのひとつには「自分のペースで楽登れる」ということがありそうです。
登山のペースは人それぞれ。
一緒に登る人に合わせようとすると、しんどくなってしまうときもあります。
そのしんどさや煩わしさから解放されるために単独行を行ないます。
その一方、単独で登りながらも人との交流も欲しいと思っている方もいらっしゃるようで、そうした単独行の方とはよく立ち話が弾むことがあります。
縛られず自由に活動したい、でも人とは関わりたい。
これは登山以外でも同じことが見られるようにも思います。
そのバランスを見極め、上手に人との間で生きていくのが「人間」なのかもしれないですね。