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みっきーのリアル登山者の端書き #449『アクティビティとリスク』

私は空がまだ暗がりにある未明の頃に山を登り始める登山が好きです。

私が未明の登山を好むのには、いくつか理由があります。

A①暑いのを避けるため。
A②登山道での人の混雑を避けるため。
A③テント泊の時は、テントを張る場所を早めに確保するため。
A④体が未明の方が良く動くため。
A⑤より長く山に滞在できるため。

逆に、未明登山が一般的に避けられる理由を考えてみると、

B①暗いので道を間違えることがある。
B②足場が悪いと滑落リスクが高まる。
B③野生動物に対するリスクが高まる(熊は朝夕に活発に活動する)。

といったところが挙げられるように思います。

こうしてまとめてみると、自分の「快」のために「危険」を高めていることになるので、あまり褒められたものではないように思います。

B①、B②については事前の地図確認やGPSアプリの駆使による落ち着いた登山行動と、優れたヘッドライトを使うというテクノロジーや装備で補うことができます。
B③だけが割とどうしようもないです。クマ鈴という道具はありますが、効果は保障されていませんので微妙なところです。

今回は登山にフォーカスしたまとめになっていますが、あらゆる活動・アクティビティには常にプラスとリスクが存在しているように思います。
それに対して、いかに工夫によってリスクを低め、安全に活動するかが大事なところとなりそうです。

そのためには、技術・テクノロジー・素材へのアンテナが欠かせませんね。
日々これからも情報収集に努め、クマに遭わない工夫を見つけていきたいと思います。

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